こういうときこそ“誰とつながってるか”

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今年の桜はに通りすがりに見る程度になりそうですが、それでも目を楽しませてくれます。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

全てをわかる必要はない

昨日の記事を書いたあともずっと考えているので今日は続編を書いていきます。昨日は要約すると

・“わからない不安”と戦うことはやめよう
・逃げちゃダメ。でも逃げない=戦わなければいけない、ではない。
・“わからない不安”に寄り添い、一つずつわかる・できるようになっていくことが解決になる。

みたいなことを書きました。その後Facebookで知人がシェアをされていたこちらの記事を読んで、考えを少し進められたような気持ちになりました。

>>「表土とウイルス」舩橋真俊

舩橋さんという方は生物多様性に基づく協生農法(Synecoculture/シネコカルチャー)というものの専門家の方だそうです。1979年生まれなのでまだ40歳なんですね。この記事で興味深かったのは“ウイルスの身になって考える”という項目です。知識を得、考え方がわかればウイルス側に寄り添うことができるのだ!と目からウロコでした。

そして一つ思い出したことがあります。私にとって過去に“わからない不安”の代表選手だったものってそういえばウェブだったな、と。ここ10年くらいで私と知り合った方は結構「大島さんはウェブに強い」という印象を持ってくださってるんじゃないですか? でもそれは今だからこそなんです。2002年、はじめて自分でホームページを立ち上げたときはホントになっんにも知らなかったんです(笑)。

でも手探りで失敗を繰り返しながらなんとかかたちを整え、講座を探して産創館に通い、8割知らない言葉で進行する講義を受け(笑)、少しずつわかっていくのです。大きかったのは“わからないことを聞ける人がいる”という状況があったことです。それは産創館が提供してくれた場、講座後も関係を続けてくれたうりうり教習所の同期、そしてOSMCという会員制ネットショップ運営者コミュニティなどです。

昨日、たまたま自分がある発信をしたら、自分がつながっている人を通して自分が求めていた言葉に出会えた。これは偶然なんだけど、こういうときこそ誰とつながってるか、がめちゃくちゃ大事だなと思ったのです。不安は怒りに変わりやすいです。不安から来る怒りを撒き散らす手段としてインターネットは便利な場として使われがちなんですよね。でも私のつながりにそんな人はいません。責任ある立場にいらっしゃる人ばかりだからです。

本題に戻します。“わからない不安”から開放されるにはわかるようになれば一番いいんだけど、この世の全てを理解することは不可能。なので私が15年前に苦手だったウェブを克服していく過程でやったようなこと、つまりわからないことを教えてくれる人とつながっておくと“わからない不安”はずいぶん軽くなります。そしてそういう状況を作るか作らないかは自分次第です。

そういう方たちに受け入れてもらうためには、不安から来る怒りを撒き散らす手段としてインターネットを使ってる場合じゃないですよね。こんなときだからこそ自分からどういう発信をすべきなのか、よく考えたいと思うのです。

まとめ

今朝の展活タイムズは“わからない不安を解決する方法”の続編としてこんなときこそ“誰とつながっているか”、ということの大切さについて考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。