2020年上半期の展示会は全滅か

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

もうすぐ3月も終わろうとしていますが、状況はますます深刻化するばかり。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

展示会がない、という状況におかれて

東京オリンピックの延期が発表されてまだ1週間も経っていないのですが、先週の今頃がもう遠い昔のように感じます。事態は収束に向かうどころかますます悪くなるばかり。展示会関連で言うと先週、名古屋ものづくりワールドの延期が発表されました。5月にインテックス大阪で開催される予定の関西高機能素材week、関西農業weekも現在は予定通り開催するとありますが、おそらく延期になるでしょう。

このように大型展示会以外にもローカル展示会は6月、7月開催予定のものも次々に中止・延期が発表されています。特に県や地方自治体など公が主催する展示会ほど中止・延期の発表が早いように思われます。

既にもう2020年上半期の展示会は全滅と言っていい状況です。

そんな状況で展示会活用アドバイザーを名乗る者として、自分は何をすれば良いのだろう、そんなことばかり考えています。

そんなときに助けてくれるのがかつて自分が書いた文章だったりします。2015年、今から5年前に書いたこちらの記事は今も検索から細々と読まれ続けています。

>>「わからない」不安から開放される方法

あるときこの「不安と戦う」という向き合い方自体が間違ってることに気付き、相手の心に寄り添うようにしたところ戦う必要がなくなったのでわからないことを聞かれることも怖くなくなりました。あと、質問に応えることを繰り返していくうちにどんどんわかることが増えていくので、実質的にも怖さは減っていきました。

こういう時間を積み重ねてきた結果、私は「わからない・できない」ことを避けて通ってきた人生を歩んだ人よりも間違いなく不安や恐怖から開放された状態に自分を持ってくることができていると思います。そしてこの「わからない・できない」ことと向き合ってきた時間の積み重ねが私の特長・価値・個性となってくれて、結果的にブランディングができていっているんですね。

だから逃げちゃダメなんですよ。逃げたほうが損なんです、結果として。でも逃げないこと=戦わなければならない、ということではないんです。対抗するのではなく寄り添うこと。そしてやってみたら案外できるのだ、ということを知ること。そんな小さな成功体験の積み重ねを繰り返すうちに怖いものはどんどん減っていきます。

まさに今置かれている状況も「わからないから不安」なんですよね。その状況から解放されるための処方箋とは戦うでもなく逃げるでもなく寄り添う、であると5年前の私は申しております。今回の状況に置いての“寄り添う”とは何なのか、今はまだそれを考えている途中です。しかし近いうちに必ず新しいことをはじめます。もう少し準備させてください。

まとめ

今朝の展活タイムズは2020年上半期の展示会は全滅かというタイトルで今、悩み迷っていることをそのまま書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。