何度聞いても共感して感動してしまう話

おはようございます^^
ただのお茶の間お笑いファン大島節子です。

22日にアップするはずだった記事をしれっとアップ。

共感エンターテイメント!

先週の金スマ・オードリー特集が最高すぎて、自分用のアーカイブとして記録を残しておきたいので、記事にしておこうと思いました。5月に前編が2時間特番で放送されて、それに入りきらなかった後編がこのたび放送されました。オードリーは確かに人気芸人ですが、決して旬ではありません。なのにゴールデンの特番で当初の想定以上の尺で放送されてしまう。それはなぜなのか、を考えてみました。

私はかれこれ10年ほどオードリーのお茶の間ファンをやっています。ライブに通うほどではないけど、ラジオをずっと聴いてきました。なので今回、金スマで語られたエピソードの大半を既に知っていたのです。にも関わらず感動し、笑い、ますますオードリーというコンビのことが大好きになりました。

後編ではお笑い芸人として長い下積み時代を経てブレイクにいたるきっかけが丁寧に描かれていました。時系列で並べると下記のようになります。

かつてはボケとツッコミが逆
春日はツッコミが下手
9年テレビに出られなかった
「死んでもやめんじゃねーぞ」ビトタケシ

春日で笑ったことを書き出す
高校時代、涙が出るほどおもしろかったこと
春日をどう活かすか
春日の特異なキャラクターと間違った固定観念
発見した瞬間、電気が走った
ズレ漫才(画期的な形)の誕生
間違ったツッコミ=ボケ

渋谷Lamamaのネタ見せで渡辺正行に認められる
2008年1月1日ぐるナイおもしろ荘で初テレビ
M-1グランプリ2008準優勝
2019年武道館漫才ライブ即完

決して平坦ではなかったブレイクまでの道のり。それは考える若者のあるべき姿に思えました。「なぜ なぜ なぜ」と考え続けないと気がすまないタイプの人間のジャンルってあると思うんですよ。オードリーを好きになる人はそういうタイプが多いように思われます。若林さんが散々考えてズレ漫才を生み出すストーリーはそういうタイプの人たちに熱烈に共感されるんですよね。

だから何度も聞いたエピソードでもおもしろいし、時間をおいて聞くと新しい発見があったりもするんです。

こちらは若林さんのアパートに実際に貼られていた言葉たち。

・M-1グランプリ2008・2回戦に合格する
・M-1グランプリ2008・3回戦に合格する
・M-1グランプリ2008・準決勝に合格する
・M-1グランプリ2008・決勝予選を1位通過するする
・M-1グランプリ2008・決勝で優勝する

オードリーは
一個一々
確実に
笑いを取って行く

“間”を見る(?)
“間”を見る
“間”は見るものなのだ

大爆笑でも
ウケるでもなく
感動
を与える

舞台に出て行ってから
(?)じる

・M-1ファイナリストになれる器になる
・M-1ファイナリストになれる精神力になる

断固、置きに行くな!!
置きに言ったら負ける!!
置きに行く自分に勝つ!!
100か0のどっちか

エネルギーの燃焼は
見る者のエネルギーの
燃焼を呼ぶ
火をつける!!

独特の痛さも感じざるをえませんが、40歳を超えた今だから出せるっていうのもありますよね。20代最後の年を全力で生きたのだな、ということがヒシヒシと伝わってきます。

ズレ漫才を発見してブレイクして以降は、30代の若林さんにはテレビの世界で生きていく中でまた考える日々がはじまります。我々はその道のりをずっとラジオを通して現在進行形で見守らせてもらえ、まさに最高の共感エンターテイメントでした。30代のオードリーの集大成ともいえる漫才がYouTubeで公開されています。

テレビスターでありながら、武道館を満員にして、漫才で大爆笑を取る。なんてかっこいい芸人さんなんだろうと思います。

あちこちオードリーで「春日の服装のモチーフは洗脳されてたときのToshi(笑)」って言ってたのと、金スマ後のラジオで「2人目が大事」って言ってたエピソードトークもおもしろかったのですが、長くなってきたのでこのへんで。

20代を20代らしく、30代を30代らしく全力で生き抜き、それをリアルタイムで見せるというエンターテイメントを確立した2人がこれから見せてくれる40代のお笑いが楽しみでなりません。

つくづく私は“素”を見せてくれて、その部分に共感できて笑える芸人さんが好きなんだな、と。これからもお笑いウォッチャーは続けていきたいと思います。

まとめ

今朝はただのお笑いファンとして書いておきたい衝動のままに書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。