オンライン展示会こそ準備を万全に 前半

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

梅雨の中休みがしばらく続きそうですね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

ぶっつけ本番とかマジでやめてくださいね

4月、5月といち早くオンライン展示会というものを手探りではじめてみて、初の試みににもかかわらず成果につなげることができました。その理由を一言でいうならば「ちゃんと準備をしたから」だな、とあらためて思います。

リアル展示会では前日に搬入し、会期中はずっと会場に居て、終わったら後片付けをして荷物を持って帰らなければなりません。それに比べてオンライン展示会は当日、会社からオンライン会議ツールをつなげてプレゼンをすれば良いだけなので、拘束時間が短く、簡単に出展できると思われるかもしれません。

確かに会期中の拘束時間は短いですし、移動にかかる時間と労力はカットできますが、事前準備にかける時間も短くて良いのかと言うとそれは大きな間違いです。成果につながったオンライン展示会では見えないところでめちゃくちゃ準備をしました。

5月26日のMOBIO“ウェブde展活”YouTubeライブ配信の例で説明をしていきますね。

出展コンセプトと説明ツール

まず4月と5月に2回連続講座を受講いただき、「誰に何を伝えるための出展か」「誰のどんなお困りごとを解決できる技術なのか」、すなわち出展コンセプトを明確にしていただきました。その上で問題解決がわかりやすく伝わるようなパワーポイントのスライドを制作いただき、計5回の練習会・リハーサルを経てブラッシュアップをしていきました。

リアル展示会の準備とほぼ変わらない時間をかけています。むしろデザイナーさんや制作会社を通さなかった分、出展者さんが制作にかけた時間に限っていうとリアルよりも長かったかもしれません。

既存リストへの案内

今「オンライン展示会に出展します!YouTubeでライブ配信します!」という案内はまだまだ真新しいので、既存リストに案内を送ると反応は良いです。実際に成果につながった企業さんも半数以上が既存リストへの案内をきちんとしたことが理由でした。勤務中にYouTubeを見ることは難しくても、アーカイブが残るので就業後に見てくださった方もいらっしゃいました。

オンライン展示会こそ集客を主催社まかせにせず、自身が積極的に既存リストに案内を送ることで成果につなげていくことができます。この部分をさぼらないことが大切ということがわかりました。

長くなってきたので前半はここまで。明日、続きを書きますね。

まとめ

今朝の展活タイムズはオンライン展示会こそ準備を万全にの前半をお届けしました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。