MICE開催ガイドラインをちゃんと読んでみた

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

6月最終日。梅雨らしい雨の一日になりそう。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

安心して展示会を再開するために

昨日の記事にもちらっと書いたのですが、大阪観光局は展示会を安全に再開するために「感染症拡大のリスクを抑え、M I C Eを開催するための主催者向けガイドライン」を6月3日に発表しています。今後、インテックス大阪など大阪で開催される展示会はこのガイドラインが基準になるので、あらためて皆さんも読んでみませんか?

>>詳しくはこちら

時間がない人のために我々に関係ありそうなところをピックアップしてみましょう。

本ガイドラインは、大阪府の自粛要請・解除の方針(大阪モデル)に沿ったものであり、警戒信号の緑色が点灯していることを前提としております。

全参加者に対し、来場時にマスクを着用することを、ホームページ等で予め告知する。

全参加者のリストを作成し把握する

入場登録時に「体調は良好か」を尋ねると共に、非接触型体温計やサーモグラフィー等を使用し体温計測を行う。発熱者(37.5度以上目安)や体調が優れない人を発見した際は速やかに隔離スペースに誘導し、緊急連絡先に連絡。医療関係者の指示にしたがって対処する。

出入口の他、搬出入口や非常扉などを可能な限り開放し、会場内の換気に努める。

会場内の混雑状況を頻繁に監視し、参加者同士がいわゆるソーシャルディスタンス(2m目安、最小1m)を十分に取れないと思われる場合は入場制限を行う。可能であれば、会場内に収容する人数の目安を決め*2、混雑状況に応じて柔軟に目安を変更し、入場の制限・緩和を行うことを推奨する。

*2: 目安は独自に定めれば良いが、一例として、政府による推奨「2m目安」を前後左右で間を空けるためには、各参加者が自分を中心とした4㎡を確保する必要がある、と定める。これに基づき会場内に入場可能な人数を定める。出入口で人数をカウントし、入場可能な人数を超える場合は、入場制限を実施する。

1人につき4㎡を確保…。これじゃいくらインテックスが広いとはいえ、出展者だけでほぼ埋まる気がしますが…。ブースに常駐するスタッフの数も最小限にする必要がありますね。

あと、常時搬入口も開けておくとなると真夏の展示会でエアコンは効くのだろうか…。汗だくを覚悟する必要がありそうです。その状態でマスク…。クラクラ…(笑)。

この写真のように皆でワイワイ展示会見学ツアーを再開できる日はいつになるのでしょうか。いや、今は早急にガイドラインを作成し展示会を安全に再開できるように準備をしてくださった大阪観光局に感謝ですね。ひきつづき今できるかたちで最大限展示会を活用する方法を探っていきたいと思います。

まとめ

今朝の展活タイムズはMICE開催ガイドラインをちゃんと読んでみてポイントを書き出してみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。
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