くだらないものグランプリツアー東海場所レポ

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

桜はほぼ散ってしまいましたが、これから色んな花を楽しめる季節がはじまります。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

ツアー初日@鶴ケ崎鉄工さん

4月3日(土)は愛知県豊川市にある株式会社鶴ケ崎鉄工さんにて“くだらないものグランプリツアー東海場所”が開催されました。

くだらないものグランプリとは昨年11月にオンラインで開催された、町工場が高い技術でもっていかにくだらないものを作るかを競う大会。今年は10月に第2回大会の開催が決まっています。そこに向けて盛り上げていこうと東海・関西・北陸ツアーを決行することに。ツアー初日の会場は前回王者である鶴ケ崎鉄工さんになったというわけです。

会場にはエントリー企業のブースが並び、出展作品を触ってみたり、ものづくり体験ができるようになっています。お天気に恵まれたこともあり、地域の皆さんがご家族で訪れ、楽しんでくださいました。コロナ禍ということであまり人が集まりすぎても困ったわけですが、多すぎず少なすぎずちょうどいい塩梅の集客だったと思います。

上の画像はパチン!という音が鳴らないゴム製の将棋駒を出展されたダイワ化工さんのブース。真剣に金型ゴム成形を体験する、未来のものづくりを担うかもしれないチビっ子たち。

今回の目玉はやはりコレ! 富山県から参加された株式会社フジタさん。フジタさんは昨年のくだらないものグランプリには「マシニングセンタで習字をする」というこれまた最高にくだらない(笑)技術の無駄使いを出展されました。ただ会場には来られなかったので動画での参加でした。

しかしツアーに向けてオンラインミーティングをしていた際に鶴ケ崎社長が「うちにもマシニングあるから実演したら?」という一言によって会場で実演することに! 今回は更に難易度を上げてなんとアニメの人気キャラクターの絵をマシニングセンタで描かれました。これはぜひ動画で見ていただきたいので、また改めて動画はアップする予定です。

ただフジタさんの機械と鶴ケ崎さんの機械はメーカーが違うらしく、プログラミングも同じでは動かなくて、事前にフジタさんから鶴ケ崎さんにプログラムを送り、動くように編集しなおして実施となったそうで、そのあたりのエピソードも含めて感動でした。

上の画像の右側がフジタの盛田さん。左側が鶴ケ崎鉄工の後藤さんです。二人のコラボによって最高にくだらない作品がまた新たに誕生しました。

鶴ケ崎鉄工さんはものづくりが好きな人たちにとって天国のような場所です。そんな場所にものづくりが好きな人たちが集まり、笑顔で同じ時間を共有する。私がずっと見たかったのはこの光景なんじゃないかと、これは夢なんじゃないかと、大げさではなく何度もそう思いました。

ライブ配信もバッチリだったし、それぞれのブースも良かったし、集客は多すぎず少なすぎずちょうど良かったし、大磯屋さんのやきそばは美味しかったし、ツアー初日は大成功だったと言っていいでしょう!

そんなくだらないものグランプリツアーは5月15日に東大阪にて関西場所を予定していましたが、現在の大阪の感染状況を考慮し、実施は延期になりそうです。きちんとしたことが決まり次第またお伝えしますね。

まとめ

今朝の展活タイムズはくだらないものグランプリツアー東海場所のレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。