ハイブリッド展示会では「今、この瞬間」を伝えよう!

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

10月の平日もあと2日。あっという間に年末ですね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

リアル・オンライン併設だからできることとは

2021年の展示会シーズンがピークをむかえています。この秋はようやくリアル展示会に人が戻ってきて、全国の展示会会場がにぎわっている様子。ただこんなうれしい状況は直前まで予想できず、多くの展示会がオンライン併設のハイブリッド型での開催となっています。

これだけリアル展示会に人が戻ってきたとはいえ、相変わらず海外の方が気軽に来れる状況ではなく、また元々展示会に行きたくても行けない層というのは相当数あったわけですから、せっかく形になりはじめたオンライン展示会は今後も育てていきたいものです。

私はリアルのみ、オンラインのみ、とは違ってハイブリッド型の開催だからこそできることがいくつかあると考えています。簡単にできることから、ちょっと手間や知識がいることまで3つご紹介しますね。

メイン画像はブース写真に

オンライン展示会のメイン画像は製品の写真にしている企業が多いと思いますが、こちらはぜひ設営が終わったタイミングでブース写真を撮影し、開催日にはブース写真に変更しましょう。そうすれば今回の出展コンセプトがオンライン参加の方にもより伝わりやすくなります。逆にパッと見てコンセプトが伝わるようなブースになっているかどうかの確認にもなります。


(イメージ)

動画はブースで撮影したものを追加

オンライン展示会でのメインコンテンツは動画です。その動画も開場後はブースで撮った動画を追加してみてはいかがでしょうか。ブースの掲示物や展示物を紹介しながらのプレゼンはより伝達力が高くなり、また会場の様子も伝わります。

可能ならライブ配信を

最後の提案はオンライン展示会の動画にライブ配信を載せる、という多少の手間と知識が必要なやり方。大抵のオンライン展示会はYouTubeのアドレスを引っ張って来るかたちで動画を載せるので、そのアドレスをライブ配信のアドレスにすれば可能です。そうすることでまさに“今、この瞬間”のライブ感をオンラインの先にいる方にも伝えることができる、それこそハイブリッド型展示会の醍醐味だと思います。

そしてこのような経験を積んでおくことは、コロナ以降の世界で販路開拓をしていくために、中小企業が持っておくべき力になります。リアル展示会の準備だけでも大変なのはわかりますが、ある程度、展示会に慣れてきた企業さんからまずはできることから取り入れていただければと思います。

まとめ

今朝の展活タイムズはリアル・オンライン併設だからできることを考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。
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