MOBIO展活セミナー企業訪問@若林精機工業さん

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

明るくなる時間がずいぶん遅くなりましたね。早起きが辛くなる季節です。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

それぞれのゴールに向けて

11月26日はMOBIO展活セミナー参加企業の(株)若林精機工業さんを訪問。

MOBIO展活セミナーには“模擬ブースチェック訪問”という枠があり、展示会を控えた企業さんに出向き、社内に模擬ブースを設営いただき、個別指導というかたちでサポートしています。ただ今年はリアル展示会に出展されない企業さんも多く、若林精機工業さんも模擬ブースチェックではなく、オンライン展示会用のプレゼンテーション動画チェック訪問となりました。

若林精機工業さんは医療機器の部品に特化した樹脂加工をしておられます。最初に工場を案内していただきました。2017年に建築されたばかりの工場は夏場も一定の温度に管理され、5Sを徹底されたそれは綺麗な建物です。そこに切削加工と成形加工のマシンが整然と並んでいます。

そして凄いのが検査部門です。一つ一つの部品のバリやヒゲを手作業で検品されていました。ここに“医療品質”のベースがあるのですね。設備とマシンと人の技術、すべてがハイスペックですばらしい会社だと思いました。

いただいた会社案内資料によると、もともと60年前に工具商からスタートされたのですね。扱う工具の精度に納得できず、自社で作るようになった、というストーリーがおもしろく、時間があればそのあたりの話もじっくり聞きたかったです。

そういった“若林精機工業さんならではの強み”をしっかりとお持ちなので、プレゼンテーション動画もすんなり作れそうな気もするのですが、いざその強みを問題解決型の構成に組み替えて表現するとなると、なかなか最適な言葉選びがまとまらず話し合いが難航しました(汗)。実際にPowerPointをブラッシュアップし、見映えを整えるところまでいきたかったのですが時間が来てしまい申し訳なかったです。ひきつづきサポートできるよう考えます。

MOBIO展活セミナーは12月4日に最終講をむかえます。今年は特に予定していた展示会が中止になったり、オンライン展示会の出現、さらに懇親会ができないなど、イレギュラーが多く調整が大変な年でしたが、10社の雰囲気はめちゃくちゃ良いので、最後まで盛り上げていきたいと思います!

まとめ

今朝の展活タイムズは企業訪問@若林精機工業さんのレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。