展示会ブースに貴名受(名刺受)は必要か

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

三連休明けの火曜日。この連休は暑いくらいの日差しでしたね。運動会が開催されたところも多かったようで。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

そもそも何のためにあるのか

展示会によっては主催者側がパッケージブースなるものを用意してくれていて、その中に貴名受(名刺受)が含まれていることがあります。

これは主催者側が展示会において貴名受(名刺受)は必須ツールだ、と考えているということですよね。

皆さん、展示会に貴名受(名刺受)は必要だと思いますか? 貴名受(名刺受)を使用する目的は名刺交換をした名刺がなくならないように保管する役割と、ブース不在時に名刺を入れておいていただく役割の2つだと思いますが、これ2つとも成果がでない展示会運営の典型だと思います。

まず名刺交換した名刺を貴名受(名刺受)に入れてはいけません。名刺交換後はその名刺に関するデータを素早く記録する必要があります。その方とどんなお話をし、その方がどんなニーズを持っていらっしゃるのか、お客さんになっていただける可能性はありそうか、そういった記録を残すことが成果につながります。

>>詳しくはこちら「接客内容を記録し成約につなげる 」

また2つめのブース不在時に名刺を入れておいていただく役割については、説明するまでもありませんが、高い出展料と人件費をかけて展示会に出展しているにも関わらず、ブースを不在にすること自体に問題があります。たとえ1小間出展であっても最低でも2人、できれば3人以上で接客にあたりたいところ。展示会に出展しておきながらブースに誰もいない時間がある、などということはそもそもあってはいけません。

以上2つの理由から私は展示会に貴名受(名刺受)は必要ないと考えます。必要なのは名刺と接客内容記録シートが一緒に入れられるA4用紙が入る箱です。

まとめ

今朝のブログでは展示会ブースに貴名受(名刺受)は必要かというテーマを考えていました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。