関西農業ワールド2018レポ

2018年5月11日 2020年10月15日

大島節子

おはようございます＾＾
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

いいお天気が続きます。明るくなるのもずいぶん早くなりましたね。５時台から太陽光だけで照明なしで仕事ができます。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

理想的な問題解決型ブースと出会えました♪

5月9日にインテックス大阪で開催中の農業ワールドを見学してきました。こちらは農業資材EXPO、次世代農業EXPO、6次産業化EXPOの３つの展示会から成る農業分野の専門展です。大阪で開催されるのは今年で２回目。秋には千葉の幕張メッセで開催されます。

私は昨年に引き続き２度目の見学。昨年はじめて見学したときにびっくりしたのは問題解決型ブースの多さです。問題解決型ブースとはただ商品を並べるだけではなく「誰のどんなお困ごとが解決できるのか」がわかるブースのことです。今まで見てきた展示会の中で農業ワールドはトップクラスに問題解決型ブースが多いのです。

そんな農業ワールドで今年、最も印象に残ったのがこちらのブース。名古屋のベルグリーンワイズさんという野菜用包装用品メーカーです。自社製品「オーラパック」を出展されていました。

メインのキャッチコピーは「保存パッケージでお悩み解決！」。非常にシンプルでわかりやすいですね。

そしてここからが素晴らしいのですが、ブースで１パネルにつき１お悩み解決という構成で作られていたこと。オーラパックを導入することによって農家さんは下記の４つのお困りごとを解決できます。

・鮮度を守ってロス削減
・売り方提案で消費拡大
・作り手の利益増
・人手不足に作業効率化

そして例えば「利益増」のパネルの下の展示台にはこちらの画像のような展示品。

オーラパックを導入することによって野菜や果物が長持ちするので出荷時期を農家側でコントロールすることができ、農家さんの利益が増える、ということを説明するために必要な展示品が並んでいます。展示品全てに具体的な納入先の企業名も明記されており信頼感があります。こちらはメーカーさんなので普通ならユーザーさんとの直接のつながりはないのですが、積極的に関係性を作っておられるそうです。

ほんと、理想的な問題解決型ブースですよ。こういうのを目指しましょう！　

農業ワールドはインテックス大阪にて本日まで開催中。10月には幕張メッセでも開催されるので、ぜひ行ってみてください。異業種でもきっと参考にできるような問題解決型ブースと出会えるはずです。

まとめ

今朝のブログでは農業ワールドで出会ったベルグリーンワイズさんのブースを紹介しました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島節子

展示会活用アドバイザー：展活

1975年大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95％以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。