見学ツアーというコンテンツ

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日は風が強かったですね。車で淀川を渡るときハンドルをとられそうになりました。今日はずいぶん穏やかです。そんな大阪から今朝もブログをお届けします。

見学ツアーは展活の原点

まだ4月だというのに気付けば今年は既に展示会見学ツアーを3回も開催しています。ほぼ毎月ペースですね。見学ツアーは展活の原点のようなものなので、これからも大切にしたいと思っているんです。

見学ツアーが生まれたきっかけはこれでした。

2012年にe製造業の会主催の展示会見学ツアー&成功事例報告会でツアコンをさせていただいたこと。これは展活が生まれて5ヵ月後のことで、展示会活用アドバイザーとしてのはじめての仕事でした。

よく年2013年からは堺商工会議所で展示会出展ゼミの講師をさせていただくことになって、正直初年度は思うような講座ができなくて反省点だらけでしたが、そんな中、見学会だけは参加企業の満足度も高く高評価をいただきました。

そんな展活の原点とも言える展示会見学ツアー、一番大切にしていることは“伝わる/伝わらない その違いに気付くこと”です。誰に何を伝えたいのかがわからないブースとわかるブースの違いは何か。どう表現すれば伝わるのか、そこに気付いていたくことをゴールと設定しています。

そしてたまにその気付きだけを持って非常に伝達力の高いブースを作ってしまわれる方がいらっしゃいます。何も教えなくても勝手に気付いて自分で作ってしまわれる、という。こういう事例に遭遇できたときはほんとにうれしいです。

もちろん展示会作りはブースを作ることだけがゴールではないので、事前の準備アフターフォロー含めて連続講座で一緒に勉強していけるのが一番良いのですが。

展示会講師として初年度はその辺りのノウハウはまだ構築できていなくて、唯一コンテンツとして成立していたのが見学ツアーでした。ツアコンだけは最初からそれなりにできた背景には私がかつて学芸員の勉強をしいていたことがあります。

大学時代学芸員の資格を取りましたが学芸員として博物館に就職することはなかなか難しいので本当になれるとは思っていませんでした。それが卒業後何年もたって展示会のツアコンをする、というかたちで役に立ちました。

なぜ学芸員になりたかったのか、その本質をつきつめると自分が興味あることを研究し続け、またそのテーマを学びたいと思っていらっしゃる方をサポートできるような仕事がしたかったからだと思います。なので学芸員にはなれなかったけど、展活をとおしてなんだかんだ夢が叶ってしまっているな、と思うこの頃です。

なので見学ツアーはこの先も展活の原点として大切にしていきたいです。

まとめ

今朝のブログは見学ツアーというコンテンツというタイトルで展活の原点である見学ツアーについて思うことを書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。