積み重ねてきた時間

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今はいいお天気ですが、夜から崩れてくるようですね。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

本当にやってきたことだから言葉に自信がある

一昨日、千葉でセミナー講師をつとめさせていただき、参加企業さん、千葉県産業振興センターさん、また今回私をキャスティングしてくださったサクラインターナショナルさんからいくつか感想をいただきました。

その中でありがたかったのが「大島さんは本当にやってきた人だから言葉に自信があるんですね。」という感想です。私は展活のホームページでノウハウを公開していますし、セミナーもどなたでも参加いただけるようにしています。なのでいわばノウハウは盗み放題なんですよね。

でも私はそれでいいと思っています。なぜなら私は普通のことしか言ってないからです。成果が出る展示会を作るためにやらなければいけないことも、言ってみれば今までマーケティングや営業の先生たちが散々言ってこられたことと同じです。なので私が言ったことをそのままコピーして他の人が話すことは簡単なことだと思います。

ただ、断言できますが、そのコピーした言葉がお客さんの心に届くことはないんじゃないかなと思います。言葉に背景がないからです。

私が普通のことしか言ってないにも関わらず、聞いてくださった方たちが「目からウロコでした!」「はじめて理解できました!」などの感想を言ってくださるのは、これまで本当にたくさんのものづくりを中心とした中小企業の社長さんたちとやりあってきた膨大な時間が背景にあり、それが自信になっているからなんだと思います。

思えば展示会活用アドバイザーを名乗る前からかれこれ20年近くそれこそ何百人もの中小企業の社長さんたちと一人の二代目経営者として(多くの場合お酒の場で)語り合ってきました。時には怒らせ、何度も泣かされ(笑)、心と心をぶつけあってやりあってきた時間。そう、もし日本の中小ものづくり企業の社長オタクランキングがあれば、私まぁまぁ上位だと思います(笑)。この人らほんとにめんどくさい人が多いんだけど(笑)、それも含めて心から尊敬しているし、そんなこの人らがほんとに好きなんですよね。

なので展示会を活用しようとする中小企業の社長さんたちの様々な想いを知っています。そういう想いに応え、また私だから役に立てることを考えたときにできたのが展活なんです。そういう経緯があるから心に届く話ができると言っていただけるのかな、と。

そしてそれこそが私の最大の強みなんだ、と改めて気付きました。20年積み重ねてきた時間は簡単には超えられません。私の名刺には「本当の目的にトコトン寄り沿います」とあります。展示会を活用したいと考える中小企業の社長さんたちの本当の目的は展示会で売上を上げることではありません。その先にそれぞれの目的があるはずです。私はそこをきちんと理解し寄り添える人でありたい。そこに向かってそれぞれの展示会活用をサポートできる講師でありたいです。

まとめ

今朝は積み重ねてきた時間というタイトルで私の本当の強みに気付いたはなしを書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。