展示会に使える補助金をうまく活用しよう!

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

台風一過の朝。また真夏の日差しが戻ってきましたね。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

展示会を金銭面で支援してもらえる仕組み

展示会に出展しましょうよ!と言うとかなりの高確率で返ってくるのが「展示会はお金がかかるから小さな会社には難しいのでは?」という言葉です。確かに決して安いとは言えないお金がかかります。ざっくりですが初出展にかかる費用は50万円です。いろんな出展のパターンがあるのでざっくり言うのはすごく難しいのですが、大体50万円くらいの予算をかけて出展される企業が多いです。

>>詳しくは展示会の作り方マニュアル「展示会にかかる費用」を参照ください

ただ、中小企業向けの展示会出展を支援する制度が色々あって、それを活用するとかかった費用の半分とか3分の1が返ってきます。自治体によって違うのですが、大阪市はこのような支援をしています。

大阪市 大規模展示商談会活用事業(出展支援事業)

大阪市のこの制度の場合だと展示会にかかる費用のうち25万円を上限に1/2を補助してもらえます。

となると、50万円かけて出展しても25万円返ってくるわけですから、実質かかる費用は25万円となり少なくとも25万円以上の利益を出せば費用対効果は出る、ということになります。

各自治体によって条件は様々なのでぜひ一度調べてみてください。

このような展示会専用の支援制度以外にも例えば

・ものづくり補助金
・小規模事業者持続化補助金

など、中小企業の発展や継続を目的とした補助金の中に展示会に使える項目を含む補助金もあります。これらの補助金が取れたから展示会に出さなければいけなくなった、というような声もたまに聞きますが、それはちょっと本末転倒なのでは(^^;;

ともあれ、制度によって対象となる項目も様々です。なのでまずは使える補助金がないか調べる。そして採択されたらどの項目が補助金対象なのか最初にきちんと確認をしておく。次に領収証など必要な書類をきちんと保管しておく。期間内にきっちり申請する、など面倒なことは色々ありますが、支援を得るためには必要なことなので抜かりなくやってくださいね。

まとめ

今朝のブログは展示会に使える補助金をうまく活用しよう!でした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。