展示会用チラシをチェックする際のポイント

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

ようやく寒さが落ち着いてきました。と同時に花粉が…。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

パッと見て何屋かわかりますか?

私の単発セミナーを受けていただいたり、展活ホームページの展示会の作り方マニュアルを読んでいただいたき“問題解決型チラシ”の考え方や構成を理解いただいたうえでチラシデザインに起こす際、最後にチェックの際にたまに見落としてしまう大切なポイントがあります。

改めて説明をしておきますと、“問題解決型チラシ”とは誰のどんなお困りごとが解決できるのか、が伝わるチラシのことです。お困りごと解決を言葉でわかりやすく伝えることはなかなか簡単ではありません。皆さん、頭をひねってどう表現すれば自社が提供できることをわかりやすく伝えられるか悩んで原稿を作り、デザイナーさんとやりとりをしながらチラシのデザインを起こしていかれます。

なのでチラシ案が出来上がってきた時点でほとんどの方のチラシ案は“問題解決”に関してはきちんと表現されたものになっています。ただ、その“問題解決”に頭を使いすぎたあまり、チラシ作りの大前提である“パッと見て何屋かわかるかどうか”がおろそかになってしまうことがあります。

良い例を2つ紹介します。

上の画像はタケダ歯車工業さんのチラシです。歯車のお困りごと解決を提案するためのチラシですが、背景に歯車のイメージ図を入れることでパッと見て歯車屋さんだと伝わる工夫がされています。

こちらの画像はエドランド工業さんのチラシです(表裏両面チラシの表面)。刃物のお困りごと解決を提案するチラシですが、刃物という文字のデザインを刃物っぽくすることでパッと見て刃物屋ということが伝わる工夫がされています。これはデザイナーさんあっぱれ!です。

展示会での伝達力を上げるために問題解決型展示会を作ることは非常に有効ですが、直感的に伝わるかどうか、大前提となるパッと見て何屋かわかるかどうかは決して忘れてほしくないポイントです。デザインの最終確認の際に忘れずチェックするようにしていただけたらと思います。

まとめ

今朝のブログでは展示会用チラシをチェックする際のポイントについて書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。