その道のプロとメンドクサイの関係性

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

寝るときは冷房を切る派なのですが、暑すぎて夜中に目が覚めました。そういう季節に突入したのですね。今夜から雨みたいなので、よけいに暑いのかもしれません。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

誰だって面倒くさいことはやりたくない

最近よく思うのですが、“やったほうがいいとわかってるけどできてないこと”ってほぼ面倒くさくないですか? 「毎日自炊して野菜たっぷりの食事をとったほうがいい」とか「月に1回は美容院に行ったほうがいい」とか「定期的に運動をしたほうがいい」とか。挙げはじめるときりがありませんが、誰だって面倒くさいことはやりたくないのに、やったほうがいいとわかってることって大抵面倒くさいんですよ。

私は運動が苦手なのですが、5年ほど前に少し走っていた時期があるんです。最初は100mも走れなかったのですが、歩くのと変わらないくらいのスピードで少しずつ走り始めたら、ほんとに少しずつなんだけど走れるようになってきて、半年くらい続けたら、20km続けて走れるようになってたんですよね。20kmというとハーフマラソンですからね。本人もびっくりでした。

半年のあいだ「メンドクサイから走りたくないなー」と思った日もあったけど、それでも継続していたら、絶対にできないと思ってたこともできるようになりました。結局、私はそもそも運動が嫌いなので続かなくて走ることはやめてしまったんですけど(笑)。ここで続けられるかどうかが、その道を極められるかどうかの分かれ道なんだろうな、ということはこの経験のおかげですごくよく分かりました。

どの“メンドクサイ”ならやり続けられるのか

どうやっても続かないことは向いてないのでやめたほうがいいと思いますが、一方でどんなにメンドクサイと思ってもやり続けなければ決してプロにはなれません。あなたが「この人はプロだ」と認識している人を一人思い浮かべてみてください。きっと普通なら面倒くさくてできないことを積み重ねをされておられると思います。それは例えば筋トレかもしれませんし、絵を描くことや、人と会う場をセッティングすることかもしれません。

もう少し詳細に想像してみてください。その人はメンドクサイことを嫌々続けていらっしゃいますか? たぶん楽しみながら続けておられると思うんです。もしくは当たり前のルーチンとして無意識レベルで続けておられるか。

それって、好きなことと重なるところがあるからだと思うんです。

自分の話で恐縮ですが、私が展示会の専門家として一応認知されてきたのは、確実にこのブログのおかげだと思います。展示会をテーマにブログを書き始めたのは2015年。まだ3年半かそこらなんですけど、日記を書き始めたのは13歳のときなんです。私は元々自分の考えを文章にまとめて整理するのが好きなんですよね。今現在ブログで積み重ねた文章の量は83万字。ビジネス書にして10冊分くらいの量のコンテンツが私のブログにはあります。これは他人が簡単に追いつける量ではありません。メンドクサイ積み重ねと好きなことの重なるところを見つかったからできるんだと思います。もちろんまだまだ道半ばですが。

メンドクサイ積み重ねから逃げていては専門家にはなれません。人がメンドクサ!とやめてしまうようなことで、でも自分なら続けられそうなこと、これならずっとがんばれると思えるようなこと、そこが見つかった人がその道のプロになれる人と言っていいのではないでしょうか。

まとめ

今朝のブログはその道のプロとメンドクサイの関係性について考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。