日向神話を少しだけ感じてきました

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

雨の月曜日。台風の後片付けが追いついていない大阪の街にこの長雨はつらいところです。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

日向神話に触れる旅

前回のブログに書きましたように9月6日、7日と宮崎県に出張に行っていました。

宿泊場所は宮崎市内から少し足を伸ばし青島としました。ホテルのすぐ前が海で本来なら海から昇る朝日が見れたはずですが、この日は雲が多くこんな感じでした。それでも普段は生駒山から昇る朝日しか見ていない大阪人には神々しく見えます。そう、ここ日向国は神話の国なんですよね。7月に来たときに空港で買った日向神話の本がおもしろくて、神話をめぐる旅ができたらいいな、と思っていたんです。

日向神話とは初代天皇である神武天皇からさかのぼること四代、アマテラスオオミカミからはじまる日向王朝のものがたりです。王家の面々の活躍や恋のエピソードが宮崎県の各地で語りづがれているんです。

なのでこの日はレンタカーで日南市に向けてドライブすることにしました。途中、堀切峠というところからの景色。もともと雨の予報だったのがこの時間くらいからグングン晴れてきて絶景を堪能できました!この波状の岩は通称“鬼の洗濯岩”と言われており、砂岩と泥岩の層が波に浸食されて生まれた奇観だそうです。ほんとに巨大な洗濯岩みたいですよね。

海岸線に沿って最高の気分で車を走らせること約30分。日南市の鵜戸神宮に到着しました。鵜戸神宮は神武天皇のおばあさんにあたるトヨタマヒメがウガヤフキアエズノミコトを出産した場所と伝えられています。

門は日向灘を望む岸壁のすぐ際にあって、そこから崖を降りていく感じで本殿に向かいます。

本殿はなんと洞窟にすっぽりと納まっています。トヨタマヒメはヒコホホデミノミコト(山幸彦)と結ばれこの地で出産をすることになるのですが、元々海の民であるトヨタマヒメは「産むときは本国の形になるので見ないでくれ」とお願いします。しかしそう言われてしまうと見たくなるもので、ヒコホホデミノミコトは産屋を覗くんですね。そしたらワニになって出産しているトヨタマヒメがいた、と。

トヨタマヒメはその姿を見られたことを大変恥じ入り、海に帰ってしまいます。その際に息子ウガヤフキアエズノミコトのために乳房を残していったとか。それがこの本殿の裏にまわるとお乳岩という名前で残っています。そのお乳岩からしたたる雫で練ったアメがおちちあめという名前で売られており、子供に食べさせると丈夫に育つのだそうです。

そして、トヨタマヒメが乗ってきた亀が岩になったとされる亀石なるものも残っています。この亀石の頂部にくぼみがあり、その窪みに“運玉”を上手く投げ入れることができると良縁に恵まれるのだそうです。やってみました。そして入りませんでした…(T_T)。

鵜戸神宮には日向神話の二代~三代にかけてのこのようなエピソードが残っていますが、これ以外にも宮崎県には多くの神話にまつわる場所があります。天孫降臨の地、高千穂にはぜひ行きたかったのですが、時間的に厳しくて断念しました。高千穂とは真反対の方向ですが霧島も見たかった! 

宮崎県、とても魅力的な土地でした。ご縁ができたことをほんとうにうれしく思います。今回、九州への道がついたことできっとまた行けるような気がするんでよね。その日を楽しみに日々やるべきことをしっかりとやっていきたいと思います(^^)。

まとめ

今朝のブログは宮崎での日向神話に触れる旅のレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。