展示会ブースでの動画活用法

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

また雨ですね。台風の復旧作業に携わっておられる皆さん、どうかご安全に。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

展示会で動画を流す際のポイントはありますか?

最近の展示会の傾向として、数年前と比べて劇的に増えたなと思うのは動画を活用されているブースの数です。最近はずいぶんと動画が身近になりましたね。今朝のブログでは中小企業の展示会ブースで動画を流す際のポイントについて書いていきたいと思います。

まず、動画を何で流すか、ですがオススメはモニターです。3mの小さなブースでもサイズは最低30インチはほしいところです。モニターは荷物になるので、ノートパソコンの画面で済ませたくなる気持ちはわかりますが、目に飛び込んでくる面積をある程度確保する必要があります。

ときどきプロジェクターを使って壁に動画を映しておられる企業もあります。学生向けの会社説明会だったらそれでいいのですが、展示会ではプロジェクターは不向きです。なぜなら照明が明るいからです。照明が明るければ明るいほどプロジェクターだと見えにくくなるので、展示会でのプロジェクター使用はおすすめしません。

モニターを置く位置は下の図を参考にしてください。

中小間であれば、人の動線に対して対面になるようにちょっと角度をつけて置くことがポイントです。角小間の場合は角の頂点になる部分がやはり特等席です。

ぶっちゃけ言いますと、展示会で動画を流しても立ち止まってじっくりと見てくださる方は少ないです。ただ人は動いているものに目を止めてしまう性質があるようで、動画を流していると一瞬、目を止めてもらえるんですね。そして興味を持ってくださったお客さんは立ち止まってじっくりとブースを見たり、質問をしたりしてくださいます。

そのごく一部の“興味を持ってくださるお客さん”の目を止めるためにやはり動画は効果的です。もちろん体験コーナーや機械による実演などブースに「動くもの」があると同じような効果が期待できます。

最近はスマホで撮って、自分で編集される方もずいぶん増えましたよね。お金をかけずにいろいろできるいい時代になりました。展示会での動画活用、まだされていない方はぜひチャレンジしてください。

まとめ

今朝のブログは展示会ブースでの動画活用法について書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。