視点が変われば景色が変わる

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

先週から風邪を引いてしまっていたのですが、ようやく持ち直しました。気温差が激しいので体調を崩しやすいですね。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

熊本の加藤清正公

先日、熊本ではじめて講演をさせていただいたことはこちらのブログでも報告しましたが、その際に熊本城を観光し熊本の街を少しだけですが歩いてみて、熊本の皆さんはすごく加藤清正公を愛していらっしゃるのだな、と感じました。

そこで小説『加藤清正』を購入し読みながら帰路につき、帰ってきてからもスマホを見る時間を全てこの本を読む時間に振り替えたら、思いのほか早く読めてしまいました(笑)。普段、本を読む時間がないと言って部屋の隅には“積読(つんどく)”が増えるばかりですが、本気で読みたいと思えば忙しくても読めるのだということが証明されてしまいました(笑)。

この本を読みながら感じたことは視点が変われば景色が変わる、ということです。

どういうことかと言うとご存知の方はご存知ですが、私は真田幸村ファンで石田三成ラブです。なので関ヶ原は基本的に三成として見てきましたし、大阪の陣は幸村として見てきました。

私が加藤清正に持っていた印象ってこれまで見てきた大河ドラマの影響で「力持ちでちょっとバカ(そこが可愛い!)(けど推しにはならん)」だったんですよね。なんせ石田三成ラブですから(笑)。

まぁ、この小説に書いてあることがどこまで史実かどうかはわかりませんけど、でも加藤清正側から見た戦国ってこんな景色だったんだなぁ、と思えたことがとても新鮮でした。

三成が秀吉への忠義の人だってことは知ってたけど、清正もとことん秀吉への忠義をつらぬいた人なんですよね。でも進む道は正反対になってしまった。もし朝鮮出兵がなかったら、とかいろいろ考えてしまうけど歴史で“もし”とか言ってたらキリがないですもんね。

清正から見た豊臣秀吉。清正から見た群雄割拠の戦国時代。本当におもしろかったです。

熊本の皆さんに今も清正が愛される理由としては、今の熊本という都市の基盤を造ったのが清正だからだったんですね。土木工事に力を入れ、そのおかげで熊本は繁栄したのだとか。上の熊本城前に鎮座している清正公像はほんとにかっこよかったです。熊本の方たちは「清正公」を「せいしょこさん」と親しみを込めて呼んでいらっしゃるそうです。

元々視点を変えて違う景色を見る、という行為はすごく好きです。ここ数年出張が多い生活をしているので純粋に“どこにいるか”で見え方は変わるし、考え方も変わるんだ、ってこと身体でわかります。

仕事をしていく上でも大切なことだと思いますよ。一方的に決め付けるのではなく、相手の目線に立って物事を見たらどう見えるのだろうと想像してみる。それだけでも世界の見え方は全く変わってきますよね。

いやー、やっぱりこの時代の歴史おもしろいわ! そしてまた熊本行きたいわー!

まとめ

今朝のブログは視点が変われば景色が変わるというタイトルで小説『加藤清正』を読んで感じたことを書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。