メディカルメッセ2019レポ

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

明るくなる時間がどんどん早くなっていました。朝型人間に一番良い季節ですね。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

学会の中の1コーナーとしての展示会

2019年4月27日(土)、名古屋国際会議場イベントホールで開催中のメディカルメッセという展示会を見学してきました。こちらは日本医学会総会という巨大な医学系学会の1コーナーとしての展示会で、どれくらい巨大なのかというと学会の会場がポートメッセなごや、名古屋国際会議場、名古屋大学博物館、名古屋学院大学白鳥学舎、ウインクあいちと5箇所もあるのです。それぞれの会場で学術集会・学術展示・市民展示・医学史展などが分かれて開催されておりシャトルバスも出ていました。中部地方を中心に全国の医療従事者が3万人集まるイベントだそうです。

メディカルメッセはそんな巨大な医学学会の中の一つの企画で、テーマは「医療×ものづくり技術」。愛知県のものづくり企業が医療系企業とのマッチングを目的に製品や技術・サービスをアピールする展示会です。

上の写真はメディカルメッセ会場内の様子です。いかにも“学会展示”といった研究結果が細かく書かれたパネルを展示されているブースも結構ありました。

そんな中、異彩を放っていたのがこちら!ダイワ化工さんのブースです。白い会場の中で壁面を濃紺で埋め尽くしたブースはそれだけでも浮きまくっていました!

最初、このブースが目に飛び込んできたときは学会の中の1企画、という位置づけのこの展示会の中でこの見せ方が果たして正解なのかどうか、私もしばし考えてしまいました(^^;;

でも出展社の皆さんや主催の名古屋商工会議所の方と話す中で、やはりこの展示会はあくまでも医療関係者と愛知のものづくり企業がマッチングすることを目的としているビジネスの展示会なのです。それならば“伝えたい人に伝えたいことが伝わること”“その人は何に困っていて、自社はそれに対して何を提供できるのかた伝わること”が一番大切であり、やはり展活が推奨する問題解決型展示会はこういった場でも有効なのだと思い至りました。

個人的にとてもうれしかったのは2017年に展活セミナーに参加してくださったダイワ化工の若手ホープ中澤さんが、医大関係者や医療系大企業の皆さんが注目する中、トップバッターでプレゼンされ、そのプレゼンがすばらしかったことです。普段は製造をされている社員さんなんですよ。展示会をきっかけに社員さんが成長されていくのを見せていただけるのは幸せなことです。

こちらの展示会、出展社の方にお聞きしてまわったところ普通の展示会以上に良い商談ができるそうです。こういった在り方の展示会はあまりありませんが、研究開発分野への進出を考えていらっしゃる方にはとても良い機会だと思うので、チャンスがあればぜひチャレンジされたらいいかと思います。

まとめ

今朝のブログはメディカルメッセのレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。