展示会でのポップ活用

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

5月最後の日。今日はすっきりしないお天気になりそうです。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

ポップ?ポップって何ですか?

先日、ある方のブースプランを聞かせていただいた際に展示台の下に製品の説明パネルを置こうと思っているとおっしゃったので、「お客さんは展示台の下にあるパネルはまず読まれません。説明パネルを置きたいならポップにして展示台の上に置いてください。」と言うと「ポップ?ポップって何ですか?」と質問されてしまいました。

自分がポップというものの存在も名称もいつの間にか当たり前に知っていたので、誰にでも通じる言葉だとは思っていましたが、改めて業界の常識は世間の非常識なのだという現実を思い知らされました。私は什器屋を営む家に生まれ育ったので当たり前に知っていますが、例えば研究職とかそういった分野からはじめて展示会に出展される方はご存じなくて当然なのですね。大反省です。

ポップとはお店などで商品の説明やアピールポイントなどを書いて商品のすぐ近くに置いてあるカード状の販売促進ツールのことです。今回調べてみてはじめて知ったのですがPoint Of Purchaseの略だそうで直訳すると購買時点となります。

展示会では例えばこんな感じで使います。

こちらはメッセナゴヤに出展をされた際のダイワ化工さんのブース。ポップ用クリップスタンドを使用してポップを立てていらっしゃいます。ポップ用クリップスタンドは例えばここで買えます。>>クリップスタンド

こちらはタケダ歯車工業さんのブース。歯車の問題解決を解説したパネルをA4用紙が入るアクリルフレームに入れて展示をされました。アクリルフレームは例えばここで買えます。>>アクリルフレーム

ダイワ化工さんもタケダ歯車工業さんも展示台の下部分は会社名を印刷したテーブルクロスでスッキリと統一感を出し、展示台の上にポップというかたちで製品の特徴などを説明を展示されています。

繰り返しますが、展示会ではお客さんは上を向いて歩いており、興味を持つと壁面や展示台に目線を移します。展示台の下に説明パネルを立てかけてもまず読まれません。読んでほしい説明パネルはポップにして展示台の上に配置するようにしたほうが効果を発揮できます。

まとめ

今朝のブログは展示会でのポップ活用というテーマでお届けしました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。