公式サイトの掲載情報も問題解決型で書く!

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日は一段と暑くなりそうな気配。いよいよ本格的に夏がはじまる感じがしてきました。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

公式サイト掲載情報は重要です!

毎日暑い日が続いていますが、どんなに暑くても常に日本のどこかで展示会は開催されていますね。関西では明日からあまがさき産業フェアというローカル展示会がはじまります。

展示会には公式サイトがあります。例えばあまがさき産業フェアの公式サイトはこちらです。展示会の公式サイトには“出展社情報”というカテゴリーが必ずあります。出展社情報は決められたフォーマットに出展社が自分で入力するのですが、その入力を会社案内からコピペしてテキトーに済ましていたり、中には掲載すらしていなかったりする企業があります。それは非常にもったいないことです。なぜなら本気で仕入先や加工先を探している来場者はそこで情報を集め整理したうえで来場するからです。

出展社情報に“何を出展するのか”を掲載することは大前提ですが、ここでも誰のどんなお困りごとを解決できる製品・技術・サービスなのかがわかるような問題解決型の文法で掲載分を書くことで伝達力を上げることができます。

例えばこんな感じです。

上のよくある例「振動式カッター、V字カッター、回転式カッターを出展しております。自社一貫生産による短納期加工が強みです。」はできることを並べているだけです。

それに対して下の問題解決型では「「刃物がすぐに切れなくなる」「機械に隙間がなく刃物が干渉する」「食品用のため割れ欠けNG」など機械刃物のお困りごとを解決し、最適な刃物をご提案いたします。」と誰のどんなお困りごとが解決できるのか、が明確であり、こちらのほうが伝達力が高い、と言えますよね。

もちろんこれは書いてください、と言われてすっと書けるものではありません。展活セミナーに参加いただいた皆さんは書けます。なぜかと言うとコンセプト明確化ワークで「誰のどんなお困りごとが解決できるのか」を散々考える時間を越えてきたからです。

>>コンセプト明確化ワークについて詳しくはこちら

公式サイトをきちんと読み込んでブースに来てくださるお客さんはかなり期待できる見込み客なので、来てほしい方に伝わるような表現で公式サイトの掲載文を書くことが重要です。ただできることを並べるだけの文ではなく、問題解決型の文法で公式サイトの掲載文も書くようにしてくださいね。

まとめ

今朝のブログは公式サイトの掲載情報も問題解決型で書く!というテーマで書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。