ローカル展示会でぜひやってほしいこと

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

土曜日に台風が発生してから更に暑くなったような。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

最大のメリットはリスクが少ないこと

私は展示会は専門性の縦軸とローカル/グローバルの横軸で分類すると4種類あると思っています。地方の総合展・地方の専門展・東京の専門展・世界の専門展の4つです。

出展する展示会を選ぶ際のポイントは見込み客が来場する展示会かどうか、という点につきるので総合展よりも専門展のほうが多くの見込み客と出会える、ということは事実としてあります。しかし私は地方の中小企業がいきなり東京ビッグサイトの展示会やましてや海外の展示会にチャレンジすることはあまりおすすめしません。なぜならリスクが高いからです。

専門展はまず出展料が高いです。リードジャパン系の展示会だと一番小さな小間でも80万円~です。それに加え地方の企業は展示会に関わる社員さんの人数分だけ交通費と宿泊費がかかるので東京での出展は200万円くらいの経費を覚悟しておく必要があります。

なので中小企業が展示会にチャレンジしようとするときはぜひ地方の総合展からはじめていただきたいです。地方の総合展に出展することの最大のメリットはリスクが少ないとことです。もし失敗してもリスクが少ないので気負わずにチャレンジすることが可能です。そんなローカル展示会でぜひやってほしいことは下記のとおりです。

お客さんの反応を見る

初出展の際はトークスキルなどなくて当たり前ですから、まずは色々やってみてください。自社の展示物に興味を持って立ち止まってくださったお客さんはどんな質問をされましたか? どの展示品が注目を集めましたか? 自分がどんな対応をしたら会話がはずみましたか? 色々やってみてお客さんの反応を見てみてください。

チラシ・ブースを検証

たくさんの出展社のブースに自社のブースが並んだとき、客観的にどう見えましたか? 伝えたいことは伝わっているでしょうか? 気づいた点、改善すべき点が出てきたら書き出しておいてリスト化し、次の展示会までに作り変え少しずつ理想の展示会に近づけていきましょう。

出展社と交流し情報を収集

出展社だけの交流会がセッティングされている展示会も多いので、そういう機会を使って他の出展社と会話を交わし、横のつながりを構築しましょう。そうすることで展示会情報を集めることができます。口コミに勝る情報はないので、今後どのような展示会に出展をしていくのか決めるための材料を集めるようにしてください。

地元の展示会であれば忘れ物などがあっても取りに帰ることが可能です。なので必ず持っていくものリストを作り忘れ物があればその都度書き足して自社オリジナルの展示会にもって行くものリストを作りましょう。東京や海外で忘れ物に気づいても取りに帰れませんからね。

繰り返しますがローカル展示会の最大のメリットはリスクが少ないことです。なのでそういう場で色々と検証と改善をくりかえし、失敗できない東京や世界の展示会につなげていっていただければと思います。

まとめ

今朝のブログはローカル展示会でぜひやってほしいことについて書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。