「うちは特殊なんで…」←そういうの要りませーん!

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

9月最終日。2019年も4分の3が過ぎたということになりますね。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

枕詞のように「うちは特殊」と言ってしまう心理

展示会セミナーに来てくださった方に「どのようなものを出展されるのですか?」と質問すると高確率で返ってくる返答があります。それは「うちは特殊なんで…」という言葉です。その続きは大体「説明するのが難しいのですが…」「説明してもわからないと思うんですけど…」です。

なかなかの高確率でこの言葉が返ってくるいうことは、世の中の結構な割合の社会人が「うちの商材は説明してもどうせわからない」と思っているということになります。確かにこの仕事をしていると「この世にこんな商売があったのか!」という体験は常にあります。これだけ多くの業種の方とお付き合いをしてきてもまだまだ知らない仕事はいくらでもあります。

しかしこれまで私が最後まで内容が理解できなかったものは一つもありません。何度も質問を変えたり繰り返したりしていくと最終的にはそれがどういうものなのかわかりますし、わかってしまうと必ずシンプルな言葉で説明することは可能なのものばかりなのです。

つまり枕詞のように「うちは特殊なんで(説明してもどうせわからない)…」と言う人たちは、私に言わせてみたら勝手に特殊と思い込んで、わざと難しい言葉で説明をして伝わりにくくして、伝わらないのは自分のせいだという事実から目を背けているだけです。言語化が苦手な人と言うこともできます。

展活セミナーは伝達力を高めていただくための講座なのでこういった言語化が苦手な人=伝達力が低い人はウェルカムなので日ごろから「うちは特殊なんで…」と言ってる人こそ来てほしいです。でも今後は私のセミナーではこの言葉を禁句にしていこうと思っています(笑)。それを前提として根気よく一番シンプルで伝わりやすい言葉や表現を一緒に探していきましょう!

展活セミナーではコンセプト明確化ワークという名前で「伝えたい人は誰で、その人は何を求めていて、自社はそれに対して何を提供できるのか」をシンプルな言葉で整理していく演習をやります。これをやっていただくと自社の出展物を説明するために最適な言葉が必ず見つかるはずです。

直近でこのワークを受けていただくことができるのは10月8日(火)の豊川商工会議所での展示会セミナーです。無料で受講いただける貴重な機会なのでよかったらお越しください。

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まとめ

今朝のブログは「うちは特殊なんで…」と言ってしまう傾向にちょっと辛口で書いてみました(笑)。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。