今年・来年のみ幕張メッセを使う皆さんへ

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

しばらくスッキリしないお天気が続くようですね。寒さは少しやわらぎそう。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

幕張メッセの入口は2階!ということは…

2019年から2020年にかけて東京オリンピックの影響で東京ビッグサイトが使えない期間があるため、代替会場として今年・来年に限り幕張メッセで開催される展示会がかなりあります。展活とご縁が深い中小製造業の皆さんの多くが出展される日本ものづくりワールドも2020年は幕張メッセで開催されますよね。

幕張メッセと東京ビッグサイトの違いで知っておかなければならないこと、それは入口の位置です。幕張メッセの入口は2階にあり、展示会会場は1階にあります。なのでお客さんは最初に2階からブースを見下ろすことになります。

なので幕張メッセでの展示会では2階からの視線を意識して、バルーンなどを使用されるブースが多いのです。

上の画像は毎年幕張メッセで開催されているDIYショーという展示会です。上からの目線にも訴求するように工夫されているのがわかりますよね。

それに対して通常は東京ビッグサイトで開催されるけれども、今年だけ特例として幕張メッセで開催された某展示会の画像がこちらです。

上からの目線をまったく意識していませんね? これは出展社の皆さんが幕張メッセという会場の特徴を知らなかったから起こってしまったことなのでは、と推測します。

ちなみに今年できたばかりの東京ビッグサイト南ホールの入口も2階なんです。

こちらは11月に開催された新価値創造展の画像です。この展示会は1小間ブースばかりの展示会なので高さ制限もありますし、バルーンなどの使用はそもそもできないのですが。

そうなんです。3m×3mの1小間ブースで出展をする場合はあまり関係がないはなしです。しかし地方自治体の合同出展ブースなど4小間とか8小間とかを使用する島ブースの場合は上からの目線を意識するかしないかで訴求力に差が出てしまうことは明らかです。

2月に日本ものづくりワールドに出展をされる皆さま、地方自治体の合同出展ブースの施工プランなどはおそらくもう最終決定の時期が過ぎているかもしれませんが、今からでもバルーンなどを追加できるのであればぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今朝の展活タイムズは今年・来年のみ幕張メッセを使う皆さんに向けて幕張メッセという会場の特徴をまとめてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。