かつて経験したことがない日々の中で

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

日に日に春らしくなっていく中で、例年ならゴールデンウィークに向けて浮ついてくる時期ですが、今年はまったく様子が違ってしまいました。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

あと1ヶ月待っても1年待ってももう元には戻らない

あらためてこの3ヶ月を振り返ってみると、経験したことがない日々を過ごしてきたのだな、と思います。もちろん医療の現場で働いておられる方たちと比べると何もないも同然の暮らしではあるのですが。

1月半ば(3ヶ月前)→今年は昨年以上に忙しくなるぞ!やるぞー!
2月半ば(2ヶ月前)→ん?ちょっとヤバいのかな?でもすぐに落ち着くよね?
3月半ば(1ヶ月前)→かなりヤバい!でも1~2ヶ月持ちこたえれば大丈夫よね?!
4月半ば(現在)→あとあと1ヶ月待とうが1年待とうがもう元には戻らないね… ←今ココ

私の体感はこんな感じです。皆さんも大体このような流れではないでしょうか。ここ数日はコロナを境にもう何もかも変わってしまったのだ、もう元には戻らないのだということを腑に落とすための時間を過ごしてきました。まだ認めたくない人もたくさんおらられるとは思いますが、もう元には戻らないですよ。そしてそれを認めたほうがコロナ以降の時代を生きやすくなることは間違いありません。

ここ数日あれこれと考える中で、必要なことは大きく2つだと今は感じています。

1.発信する

時代が変わって今までの常識が通用しなくなり、これまで売れていたものが売れなくなったとしても、新しい時代に売れるものは必ずあるわけです。例えば今だったら医療現場にはモノが不足しまくっています。おうち時間が増えたことで家で過ごす時間を快適にするためのモノも売れています。あと人と人がリアルに会えないのでバーチャルでの面談をサポートするモノ、例えばカメラやマイクなど、こういったものも品薄になっています。

新しい時代に求められるモノ(かたちあるモノとは限りません。ソフトかもしれません。)をこれまで培ってきた経験を元に提供できないだろうか、と皆考えると思います。でも頭にあるだけでは永遠に伝わることはありません。なのでこれからますます必要になってくるのが“発信力”です。

2.協力する

そして次に必要なのが協力・連帯です。自分だけではかたちにできないことも、できる人と協力すればかたちになり、求めている人に届けられるようになります。これは発信をしているから見つけてもらえるわけで、頭の中にある状態では誰にも見つかりませんから、協力してかたちになることもありません。

誰と協力するかがめちゃめちゃ大事なのですが、今はコロナ以前にどのような人とつながり、コミュニティを作ってきたかによるところが大きいです。善き仲間に囲まれている人は発信から協力へのスピードは速くなります。

以上が私が今思うコロナ以降の時代を生き抜くために必要なことです。私の周りでは既にいくつもの発信からの協力によって生まれようとしている新しい時代のモノやサービスの卵たちがあります。その卵たちが育っていく過程に携わらせていただく中で、これからも考え続けることになるでしょう。その都度、展活タイムズでもお伝えしていければと思っています。

まとめ

今朝の展活タイムズはもう元の時代には戻らないこと、そしてこれからの時代を生きていくために必要なことについて考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。