オンラインプレゼン修行としての動画配信

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今週は梅雨の中休みと思っていたのに雨ですね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

カメラに向かって話すことに早く慣れるために

昨日のブログに次世代型展示会に対応するために出展者はオンラインでのプレゼン力を身に着ける必要があると書きました。そしてそのための訓練の場としてYouTubeに動画をアップしよう!と。

この先、中小の展活企業の皆さんもオンライン展示会に出展する機会はきっと出てきます。その際には必ずプレゼンをする必要が出てくるわけですが、カメラに向かって話すのって慣れてないとなかなか難しいんですよね。なのでカメラに向かって話すことに慣れるためにYouTubeチャンネルを開設し、定期的に動画をアップすることを習慣づけ、今からオンラインでのプレゼンに対応できるよう準備しておこう、という提案です。

YouTuberとして儲けようとかそういう目的ではないので、広告収入とかそういった副産物は期待できませんが、動画は検索に強いので、継続して動画をアップしているとそのうちバズる動画がでてきてウェブ経由での入口が増える可能性は大いにあります。

動画配信をはじめる前におさえておいていただきたいポイントは下記のとおりです。

環境

自分の事例で恐縮ですが、私はZoomのレコーディング機能で録画するやり方を取り入れています。なので必要なのはノートPC。カメラの性能がイマイチな場合は外付けのウェブカメラ。部屋が暗い場合は女優ライト。背景が散らかっている場合は壁を背にできるように部屋の模様替えをするか、バックスクリーンやパーテーションを建てるようにします。

>>参考「展活チャンネル」

バーチャル背景はよほど高性能のカメラでない限りおすすめしません。自分のピントと背景のピントにあまりにズレがあると不自然だからです。

Zoomで録画する場合は前後をカットする必要があるので私はAdobe premire elementsという17,800円の編集ソフトを使っています。無料ソフトのVrewとかでも前後のカットくらいならできます。

カメラの高さは目の高さに合わせてください。低い場合はノートPCの下に箱を置くなどして高さを調整します。カメラ位置が低いとお客さんを見下げる視線になるので注意が必要です。胸から上くらいが画面に入るようにして、頭の上はこぶし一つ分くらいの空間を作るとバランスの良いアングルになります。

話の構成

毎回ちゃんとしたプレゼンを作るのは大変なので、自社に関係のある小話などで良いとは思うのですが、素人がダラダラしゃべるだけの動画は見てられません(笑)。構成を考える必要はあります。

理想は上のウェブプレゼンの鉄板構成ですが、問いかけ→先に結論→後にその理由→最後に回収(自社サイト等へ誘導)、という流れで話すといいですね。しくじり先生とかすべらない話とかも大体この構成になってます。

形式

カメラに自分だけが映った状態でしゃべるのはハードルが高いです。なので画面共有でパワーポイントを見せて自分の顔は右上に出すとか、フリップを持つのもいいですね。製造業であればサンプルを見せながら話すのもすごく良いです。

確かに手間はかかりますが、今、これをやっておくことは必ず未来への投資になりますので、ぜひチャレンジしてみていただきたいです。

まとめ

今朝の展活タイムズはオンラインプレゼン修行としての動画配信というテーマで書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。