次世代型展示会に対応するために

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

日が長いですね。朝は4時台からほんのり明るいです。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

今のうちに小さな失敗と小さな改善を

先日のブログで毎年、幕張メッセに15万人を集める情報技術の展示会CEATECが今年はリアル展示会を中止し、オンラインのみで開催されることをお伝えしました。

その後、日本能率協会(JMA)主催のTECHNO FRONTIERも完全オンライン化で開催されるとのニュースも入ってきました。JMAはこれ以外にも多数の展示会を主催しているので、展活とご縁深い中小ものづくり企業の皆さんが出展されるような展示会もオンライン化される可能性が一気に増してきました。

また、コロナの第2波に備えリアル・オンライン併設型の展示会が増えると予想されます。更に現状、展示会が開催されても収容人数の50%しか入場できないので、以前のような商談件数は期待できず、来場できない人たちに対してライブ配信等で訴求する必要もあります。

どちらにせよ今後、展活企業に求められる力は“プレゼン力”、それもオンラインに最適化された“プレゼン力”なのです。

ただ中小企業の経営者や展示会担当者でオンラインでのプレゼンに自信がある方、どれだけいらっしゃいますか?ほとんどの皆さんは自粛期間に会合がZOOM開催になったので参加者としてZOOMを使ったことならあるよ、という程度の経験しかお持ちではないのではないでしょうか。

オンラインでのプレゼンはやれと言われていきなりできるものではありません。最初はカメラを見て話すこともできないでしょう。緊張で頭が真っ白になり、「えー」とか「あー」だらけの非常に聞きづらい話し方になってしまいがちです。

なので私からの提案は「皆さん、今すぐにYouTubeチャンネルを開設しましょう!」です。

YouTubeチャンネルを開設してもいきなりたくさんの人に見てもらうことは不可能です。なのでそこに定期的に10分程度のプレゼン(小話でも可)をアップするようにし、小さな失敗と改善を繰り返し、まずはカメラに向かって話すことに慣れていけるような環境を作るのです。オンラインプレゼンの上達法はただ一つ、場数です。自分で“場”を作り、筋トレと思って練習を重ねるのです。

そうしておくと今後必ず来る次世代型展示会の波にいち早く乗ることができ、これまで以上の成果につながる出展になりますよ。

まとめ

今朝の展活タイムズでは次世代型展示会に対応するためにというタイトルでYouTubeチャンネルを開設し今からオンラインプレゼンに慣れておくという方法を提案してみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。