展示会ブースでのオンライン配信まとめ

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

大阪にもついに猛暑日マークが出ました。最高予想気温は35度!一昨年とかはこんな日が1ヶ月くらいありましたよねぇ…。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

誰に向けて話すのか

先週インテックス大阪で開催された自粛後初の大規模展示会で、展示会ブースからのオンライン配信というものにはじめてチャレンジしました。やってみて見えてきたことが色々あるので、記憶が新鮮なうちにまとめておこうと思います。

上は上手くいくのか緊張しながらの初日2回目の配信の様子です。まだまだ「配信を成功させること」だけに意識が集中していたころ。配信自体は上手くいったのですが、やってみてわかったことは意識が完全に“カメラの向こうにいる人”に向いてしまっていて、会場がおいてけぼりになってしまっている、ということでした。モニターには配信と関係がない動画が映っています。

なので2日目以降はこのような案内やスケジュール表を追加し、モニターにはリアルタイムで配信中の映像を流すようにしました。これをすることで、立ち止まってモニターを見てくださる方が増え、会場にいる方、会社やお家で配信を見てくださっている方、どちらにも届くプレゼンになりました。

配信内容の構成は、まず全体を映して今回の出展ブースの解説をし、その後PCのウェブカメラに切り替え問題解決プレゼンをする、というもので、これを3日間で14回やりました。解説の際はカメラを移動させながらブースを撮りたかったので、ビデオカメラをHDMIコードでパソコンにつなぎ、ウェブカメラとして使えるようにしたのですが、3日目はこんな状態に。

ビデオ側にさすマイクロHDMIの端子がコードの重みですっかり曲がってしまい、とれかけ寸前!そもそもビデオのマイクロHDMIの端子ってさした状態で動かしまくるようにはできてないですもんね(笑)。なんとか最後の配信までもってくれましたが、限界ギリギリでした。

今後に向けての改善点

そのような機材系の改善点もありつつ、最終的に14回のオンライン配信の視聴回数はのべ250回ほどでした。もちろんどんなもんか試しに見てみた方もたくさんいらしたと思うのでそれも含めた数です。今回は“オンライン商談”を着地点にしていたのですが、残念ながらオンライン商談を申し込んでくださった方はいらっしゃいませんでした。配信を見てメールでお問い合わせを下さった方はいらっしゃいました。

なので、資料請求への動線をつくるなどして、最低限メールアドレスくらいはいただけるような仕組みにしないと、興味を持ってくださった方へのフォローもできないので、その辺りの改善が必要だなと感じています。まぁでも今回はブースからのオンライン配信自体がチャレンジでしたし、問い合わせもあったので初回の結果としては良かったのではと。

次に大規模展示会が開催されるのは9月でしょうか。今回の我々の実験をステップにして、リアルとオンラインを融合させた新しいやり方が広まっていってほしいですね。私も引き続き可能性を探っていきたいです!

まとめ

今朝の展活タイムズは展示会ブースでのオンライン配信まとめをお届けしました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。