燕三条ものづくりメッセ2020 レポ

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

朝のひんやり具合がまた一段階深まりましたね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

日本海側最大級のものづくり系展示会が今年はオンライン開催

先週10月22日~23日、燕三条ものづくりメッセがオンライン開催されました。燕三条ものづくりメッセとは毎年、新潟県三条市にある燕三条地場産業振興センターで開催される日本海側では最大級のものづくり系展示会で、2019年の出展社数は260社、来場者数は12,000人。そんな展示会が今年はコロナの影響でオンライン開催になりました。

燕三条ものづくりメッセのオンライン開催が発表された頃は、地方のローカル展示会はことごとく中止を発表していた時期だったので、こちらの勇気ある決断にはずいぶんと希望をいただき、励まされたものです。以下、オンライン展示会を見学してみて気づいたことを書いていきます。

入場は登録制。氏名・メールアドレス・会社名・住所等を登録して上でログインします。まず最初の演出は飛行機のコックピットから日本列島を見下ろし、そこから猛スピードで新潟県の真ん中あたりに接近していく映像でした。とてもかっこよくてワクワクしました。

ENTERボタンを押して入場すると、ファーストビューはこんな感じ。

今年6月に見学したBOXIL EXPOと同じEventHubというプラットフォームを使ってみえました。まず一番目立つところにライブプレゼンテーションの動画が表示されます。2日間の会期中、常にどこかの企業がプレゼンテーションをしていくか、もしくはゲスト講師による講演が映し出されている状態でした。

私が見たときは三菱重工がプレゼンをしていたのですが、リアルタイム聴講は200人を超えていました。これくらい集客していると、リアル展示会と同じくらいのにぎわい感が出ますね。

ライブプレゼンテーション画面の下には各企業のバナーが表示されます。表示順はおそらくアクティブなアカウントが上に表示される仕組みっぽいです。現在、リアルタイムで商談をしていたり、なにかしら来場者とやりとりをしている企業のバナーが上に表示されているようでした。

個人的な思いとしましては、やはり「オンライン展示会」というからにはこのようにライブプレゼンテーションとオンライン商談の機能は持っていてほしいです。それがないとウェブサイトとの違いがわかりません。

燕三条ものづくりメッセが地方のローカル展示会にもかかわらず、これだけのスペックを揃えたオンライン展示会を開催されたことはすばらしいと思います。結果につながっていることを願います。

まとめ

今朝の展活タイムズは燕三条ものづくりメッセ2020のレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。