展示会後に送るお礼状のポイント

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨夜は日本海側などで雪が降ったようですね。この冬は大阪にも雪が降るのでしょうか。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

アフターフォローの第一歩

展示会に出展したもののアフターフォローがうまくできない、という声をよく聞きます。アフターフォローというとガンガン電話営業をしてからの訪問営業、みたいなイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、その前にやるべき第一歩、ファーストステップがあります。それはお礼状を送ること、です。

先日、大阪産業創造館で開催された金属加工技術展に出展されていたサントー試作モデルさんから届いたお礼状をご紹介します。

良いポイントはいくつかあります。

1.出展後1週間以内に届いたこと

出展後にお礼状を出すのであれば、なるべく1週間以内を目標に、お客さんの記憶が新しいうちに出すようにしましょう。

2.ブースの写真を入れていること

お礼状にブースの写真を入れると思い出していただきやすくなります。

3.手書きのメッセージが入っていること

手間はかかりますが、手書きのメッセージは効果的です。こういったひと手間が刺さるタイプの人は情に厚い人です。一度、気に入っていただけると長年にわたってリピーター・優良顧客になっていただけます。

ハガキの事例を紹介すると必ず「ハガキじゃなくちゃダメなんですか?メールじゃダメですか?」という質問を受けます。メールも大事です。ハガキは届いたタイミングによっては保管してもらえず、後日思い出したときに探せない可能性もありますが、メールなら例えば2年ごとかに思い出してもらったとしても検索で探すことが可能です。なので、合理的な性格の方にはメールのほうが喜ばれます。

ただ、メールは迷惑メールととらえる人も中にはいるので、繰り返しになりますが情に厚いタイプにはハガキのほうが響きます。なので一番の理想は出展直後にメールを送り、1週間以内を目標にハガキを送る、です。この時期だったら年賀状にブース写真を使うのもよいですね。

それが大変であれば、どちらかやりやすい方をやってください。何もしないのが一番よくないです。サントーさんはセミナーでお伝えしたことをこの事例に限らず一つずつ着実にやってくださるので、毎回望む成果を出していらっしゃいます。すばらしい!

まとめ

今朝の展活タイムズは展示会後に送るお礼状のポイントとしてサントー試作モデルさんのお礼状をご紹介しました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。