自分(自社)のことはよくわからない

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

12月も半分終わり、2020年の平日は実質残り10日間くらい。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

他人(他社)へのアドバイスはいくらでも浮かぶのに…

自分の仕事の中でいちばん楽しくてやりがいがあるのはやはり連続講座です。2020年で言うとあいち産業振興機構さんとMOBIOさんでやらせてもらったような半年以上かけて10社程度の少人数で展示会を作っていくもの。少人数限定の連続講座の醍醐味はディスカッションです。他人(他社)からの客観的な意見には予想外の気づきがあり、展示会の“伝達力”アップに絶大な効果があります。

皆さんよくおっしゃるのが「他人(他社)へのアドバイスはいくらでも浮かぶのに、自分(自社)のことはよくわからない」という言葉です。そうなんですよね。中小企業が日々“当たり前”にやってしまっていることの中から強みが見つかり、競合との差別化ができるポイントがひそんでいたりするのですが、自分(自社)だけで考えているとなかなか気づけなかったりします。

かくいう私も同じだったりします。先週から講演活動が落ち着いたので展活のホームページを見直したり、中小企業支援機関のセミナー担当者さま向けのPR動画の準備をしたりしていたのですが、自分用のコンテンツ作りになんと時間がかかることか!(笑)

動画用のパワーポイントを編集しながら気づいたことがあります。それは色使いです。私は普段、自分のホームページのバナーやYouTube用動画のサムネイルにピンク色を使うことがまずないのですが、実績を整理する中で、これまで支援機関さんに作っていただいたセミナーチラシを見直してみると、かなりの確率でピンク色を使っていただいていることがわかりました。

自分では大島節子の中にピンクの要素は皆無だと思っていても、他人が思う“女性講師”のイメージは違うのかな、と。そういった優しそうだったり、親しみやすそうだったりするイメージを求められているのであれば、自分のブランディングにも積極的にピンク色を使っていったほうがよいのかもしれません。

ほんと、他人(他社)からの客観的な意見は大切ですね。これほどコンセプト明確化ワークばかりやってる私でも自分のことはよくわかっていないのですから。2020年はコロナもあってインプットがあまりできませんでした。久しぶりに私も何かの連続講座を受講するなどして展活をさらにブラッシュアップしたい気持ちが大きくなってきています。

志高い仲間たちとバシバシフィードバックしあうような刺激的な場所に、あらためて自分を置いてみたい気分なのです。

まとめ

今朝の展活タイムズは「自分(自社)のことはよくわからない」でした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。