展示会ブースでの動画活用と音量問題

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

桜スポットがいくつもある玉造。誰も桜の下で飲んでないので一昨年までとは違う景色ですが、このほうが風情があるなと思ったり。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

合同出展ブースで動画を流したらお隣に迷惑?

以前から展示会ブースで動画を流すことは有効でしたが、コロナ以降オンライン対応もあって、ほとんどの企業が動画を持つことになり、いまや動画を流していないブースのほうが少ないのでは、という状況になってきました。

そこで皆さん気にされるのが動画のヴォリュームです。特に合同出展ブースの場合などはお隣との距離が近いので、動画の音が迷惑になるのではと気になりますよね。

結論から言うと、設営の際にご挨拶をして「動画の音がうるさかったら遠慮なく言ってくださいね。」と言っておけば大丈夫です。展示会がはじまってしまえば接客に集中するので、常識的な範囲の音量である限りトラブルになることはまずないでしょう。

ただ、せっかく合同出展ブースとして展示会に参加するのであれば、合同出展ならではの相乗効果も出したいところ。考えられる対策は下記のとおりです。

大きなモニターで順番に流す

可能であれば合同ブースで1つ大きなモニターを用意してもらい、出展企業の動画を順番に流すやり方です。このやり方であれば多少大きめヴォリュームで動画を流してもそれが合同ブース全体のピーアールになり、相乗効果を起こせます。

ヴォリュームを上げる順番を決める

合同ブースにも色々あって、予算の都合上大型モニターを用意できないことのほうが多いでしょう。その場合は各ブースでモニターを用意し動画を流すことになります。その場合はヴォリュームを上げる順番を決めてみてはいかがでしょうか。10時台はA社、11時台はB社、といった感じで。

音声が聞こえにくくても伝わる動画にする

順番決めなど煩わしい場合はそれぞれが適度なヴォリュームで動画を流すことになります。その場合は編集でテロップを入れておくと良いですね。音が聞こえにくくても内容が伝わるような動画にすることは可能です。

展示会ブースで動画を流すと
・見込み客に立ち止まってもらうきっかけになる
・動画である程度内容を理解した上で話しかけてくださるので、商談がスムーズ
・他のお客さんに接客している間、動画を見ながら待ってくださる
など、良いことだらけです。

周囲とうまく調整を取りながら、上手に動画を活用していただきたいです。

まとめ

今朝の展活タイムズは展示会ブースでの動画活用と音量問題というテーマでお届けしました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。