オートモーティブワールド オンライン開催

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日はまたかなり黄砂が飛んでいたようで。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

2021年はオンライン展示会を育てる年に

オートモーティブワールドのオンライン開催が発表されましたね。オートモーティブワールドとは毎年1月に東京、10月に愛知で開催される自動車にまつわる技術の展示会です。それが9月8日(水)~10日(金)に完全オンライン開催されるそうです。

主催会社のリードジャパンは、すでにいくつかの展示会のオンライン開催を発表しています。

◎6月16日(水)~18日(金)Japan IT week
◎9月1日(水)~3日(金)医療と介護の総合展
◎9月8日(水)~10日(金)オートモーティブワールド

Japan IT weekに関してはジャンル的にもオンライン開催と相性が良さそうなので、まずはJapan IT weekをやってみて、検証してから他の展示会に展開していくのかなと思っていたのでやはりそうですね。今後また何があるかわからない状況の中、2021年はオンライン展示会を育てる年になっていくのでしょう。展示会業界の本気を感じます。

現状、リードジャパンのヴァーチャルブースはこんな仕様です。

教育総合展を事例に公式の説明動画があります。こちらがわかりやすいのでぜひご覧になってみてください。

分類ではいわゆるヴァーチャル型のオンライン展示会になります。昨年の名古屋ものづくりワールドの段階ではビデオ通話が不安定だったり、前回のオートモーティブワールド(東京)の段階ではサイトの文字化けがあったりと、まだまだ実験段階なのだな、という印象でしたが、そういったデータを反映してどんどん改良されていくのでしょうね。

展活タイムズにも何度も書いてきましたように、オンライン展示会を単体で成立させるにはライブプレゼンテーションの機能を持たせることが不可欠だと私は考えています。実際、1月のオートモーティブワールド(東京)の際はライブプレゼンテーションを自主開催された企業が複数の問い合わせを得ることに成功されていました。

果たしてリードジャパンのオンライン展示会の機能の中にライブプレゼンテーションは組み込まれるのでしょうか。まずは6月のJapan IT weekを楽しみに待ちたいと思います。

まとめ

今朝の展活タイムズはオートモーティブワールドのオンライン開催が発表されたことを受け、あらためてオンライン展示会の在り方について考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。