INTERMOLD・金型展ほか来場者数推移

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

理想的ともいえる初夏のお天気。そんな大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

今年は東京ビッグサイトとオンラインでハイブリット開催

先週は東京ビッグサイトにて我々と関係深い展示会が2つ、西展示棟では医療技術の展示会Metecが。そして青海展示棟ではINTERMOLD、金型展、金属プレス加工技術展が開催されました。

Medetecの方は来場者速報を見つけられなかったので、INTERMOLDの結果をまとめておきます。

INTERMOLD、金型展、金属プレス加工技術展は毎年東京と大阪・名古屋、交互に開催される、ものづくりと金型は切っても切れない金型の展示会。協賛には多くの工業団体が名を連ねています。

昨年2020年は大阪・名古屋で開催される予定でしたが、コロナの影響で中止。代わりにオンライン展示会が開催されました。

前回の東京開催は2019年。その際の来場者数は42,585人。今回は11,083人ということで、前回の26%、約1/4の来場者数ということになります。これだけ見ると非常に少ないように感じますが、1月のオートモーティブや2月の日本ものづくりワールドが最盛期の10%程度の来場だったので、そこと比べるとだいぶ回復してきたという印象です。

私が実際に現地に行って自分の目で見てきたわけではないので現場の空気はわかりませんが、ネットへの投稿を見る限り来場者数は多くはないけれども、良い出会いがあったと書いていらっしゃる方が多いように見受けました。

INTERMOLDは昨年に続き、今年もオンライン開催があるそうです。昨年は12日間の開催で37,000ユーザーというアクセス数があったそうで、今年は11月前の長期開催とし、10万ユーザーのアクセスを目指すそうです。案内動画によると定期的にイベントを打ったり、企業のライブプレゼンテーションもあるそうで、こちらも注目したいと思っています。

上の写真は2019年にINTERMOLDを見学したときのもの。このときは青海展示棟は20ヶ月で解体される予定だったんですよねぇ…。オリンピックとコロナに振り回され続けているこの2年間の展示会を取り巻く状況を思い返さずにはいられません。

しかし嘆くだけでは何も変わりません。しっかりと現実を見て、我々ができることを考え続けてまいりたいと思います。

まとめ

今朝の展活タイムズはINTERMOLDの来場者速報を元に経過と今後について考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。