展示会後のお礼メールを送る方法
おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。
暑すぎて蚊もいませんでしたが、出てきました。少し涼しくなったということなのでしょうか。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。
お礼メール、まさか手作業で送ってない?
3日間の展示会が終わり、オフィスに戻ると待っているのは、成果の証である名刺の山。 しかしこの名刺の山を前に「お礼メールを送るべきなのはわかるけど、一体どうやって送ろう…」と、途方に暮れてしまう…。これは多くの出展担当者様が経験する共通の悩みではないでしょうか。

展示会後のフォローはスピードが大事です。時間が経てば経つほど、お客様の記憶薄れていってしまいます。今日はその重要なお礼メールを効率的かつ効果的に送るための4つの方法を比較し、私の一番のおすすめをご紹介します。
お礼メールを送る4つの方法
① 通常のメールとして送る(Outlookなど)
交換した名刺情報を見ながら、普段お使いのメーラーで一通一通、宛名と会社名を変えて送る方法です。
- メリット: 無料で新しいツールを覚える必要がなく今すぐできます。
- デメリット: 数が多くなると膨大な手間と時間がかかります。宛名間違いなどの送信ミスも起こりやすいです。
- 一言評価: 名刺が10枚程度なら良いですが、それ以上なら避けるべき方法です。
② 無料のメール配信スタンドで送る(Zohoなど)
無料で使えるメール配信サービスに、名刺をデータ化したCSVファイルを読み込ませて、一斉にメールを送る方法です。
- メリット: 無料(※2000件までなど制限あり)で一斉配信ができるため手作業よりは手間が軽減されます。
- デメリット: 海外サービスが多く初期の登録や設定が英語だったりやや分かりにくかったりする場合があります。
- 一言評価: とにかくコストをかけずに効率化したい場合の選択肢です。
③ 有料のメール配信スタンドで送る(オレンジメールなど)
月額制の有料メール配信サービスを利用する方法です。
- メリット: 日本のサービスなら操作が分かりやすいです。CSVでリストを設定でき、サポートも日本語なら安心感があります。
- デメリット: 月額料金がかかります。(例:オレンジメールの場合、リスト2000件まで月額2,980円)
- 一言評価: 手間とコストのバランスが最も良く、多くの中小企業にとって現実的な選択肢です。
④ 営業DXサービスを使う(Sansanなど)
名刺管理から顧客管理メール配信までが一体となった、いわゆる営業支援/顧客管理を効率化するツールを利用する方法です。
- メリット: 名刺スキャンからリスト化、メール配信、その後の営業活動の管理までが、一つのシステムで完結します。
- デメリット: 非常に高機能な分、料金も高額になりがちです。
- 一言評価: 予算が潤沢で全社的に営業プロセスをDX化したい企業向けの本格的なソリューションです。
私のおすすめは、ズバリ「③有料のメール配信スタンド」
4つの方法をご紹介しましたが、私が多くの中小企業の皆さまに「まずはこれを試してみて!」とおすすめしているのは、③の有料メール配信スタンドです。
理由は2つあります。
- 理由1:時間という最大のコストを削減できる 月々約3000円
もし担当者の方が丸一日かけて手作業でメールを送るなら、その人件費は3000円をはるかに超えるはずです。そしてこれを機に毎月メルマガを送る習慣がつけば最高です。 - 理由2:【最大のポイント】最初の1ヶ月は、無料で試せる
そして、私がこの方法を強くおすすめする最大の理由。それは、多くの有料メール配信スタンドが『初月無料』のお試し期間を設けているからです。つまり、展示会後の最も大変な1ヶ月間だけ、無料でその便利さを体験できるのです。使ってみてその価値を実感できれば続ければ良いし、もし自社には合わないと感じれば期間内に解約すれば費用はかかりません。
まとめ
展示会後のフォローアップはスピード勝負です。 手作業でのメール送信はお金はかかりませんが、その裏で膨大な“時間”と“機会損失”という、目に見えないコストを支払っています。
※ただ「ここぞ!」という相手には展示会での会話の振り返りをメール文に入れたいところ。その部分に関してはどうしても手作業が発生します。
展示会の本当の成果は閉幕後の一週間の行動で決まります。 ぜひ初月無料のサービスを賢く活用して、お客様とのご縁を確実なものにしてください。スピードへの投資は、未来への投資です。
今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

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