オンライン展示会から予想外の成果

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日もまたよく降ってますが、明日以降はしばらく降らなさそうな。そんな梅雨空の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

「何もなかったな~」から一転!

うれしい報告が届きました。展活タイムズには何度も事例で登場していただいているケイ・エイチ工業(株)の平野社長の報文が現在、発売中の専門誌『配管技術2021年6月号』に掲載されています。

掲載のきっかけはなんとオンライン展示会! 昨年10月から開催されていたモノづくりフェアオンラインにてケイ・エイチ工業さんが記者さんの目に止まり、執筆依頼につながりました。

モノづくりフェアとは日刊工業新聞主催の毎年秋に福岡で開催される九州地方最大の産業見本市で、九州地方への販路開拓を目指すものづくり系企業が全国から集結されます。ケイ・エイチ工業さんもこれまで出展を検討したことはあったのですが、秋の展示会ピーク時に福岡での出展となるとなかなかスケジュールが合わず見合わせてこられました。しかし2020年はリアル展示会が中止となり、代わりにオンライン展示会というかたちでの開催になったので、良い機会ととらえ出展を決められました。

ただ残念ながら開催期間中には何の問い合わせにもつながることはなく、出展をプッシュした私も申し訳なく思っていたものです。

しかし年が明けてからモノづくりフェアオンラインを見たという日本工業出版さんから突然の執筆依頼。「図面のないプラントの老朽化対策」というテーマで報文を書いてほしいとのこと。『配管技術』は1959年創刊のプラントエンジニアのための専門誌。ケイ・エイチ工業さんのまさにドンピシャな顧客層に読まれている雑誌です。願ってもないうれしい依頼でした。

ちなみに今回はじめて“報文”という言葉を知りました。報文とはレポートみたいな意味で使う言葉のようです。論文ではないんですよね。新しい論を立てているわけではなく、事例紹介なので。

そしてうれしいことに早速、記事を読んだ大手企業のエンジニアさんから問い合わせがあったとか!理想的な好循環が起こっています!!

2020年はオンライン展示会元年だったので、まだ型も定まらず、それ単体で考えると失敗だったと思われるものもたくさんありましたが、こんなふうにつながることもあるんですね! オンライン展示会に出展してよかった、と思ってもらえるような事例をこれからもコツコツと集めていきたいです。

まとめ

今朝の展活タイムズはオンライン展示会から予想外の成果というタイトルで専門誌から執筆依頼が来た事例をお届けしました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。