FOOMA JAPAN 初の愛知開催

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

しばらく雨が降らない代わりにとても暑くなりそう。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

FOOMA JAPANの来場者数推移をまとめてみました

2021年6月1日(火)~4日(金)、愛知スカイエキスポにてFOOMA JAPAN2021国際食品工業展(以下、FOOMA)が開催されました。FOOMAとは一般社団法人日本食品機械工業会が主催する食品製造にかかわる工業機械が集結する展示会です。2019年までは毎年、東京ビッグサイトで開催される10万人が来場する巨大展示会でした。昨年は東京オリンピックによるビッグサイト利用制限のため大阪開催される予定で、大阪にFOOMAが来ると知ってとてもうれしかったものです。

しかし残念ながらコロナのため2020年の大阪開催は中止に。2020年の6月は緊急事態宣言中ではありませんでしたが、すべての展示会が開催されない時期でした。

そして今年2021年は初の愛知開催。会場は名古屋ではなく常滑の愛知スカイエキスポです。緊急事態宣言中ではありましたが、2年連続の中止にはせず、感染対策をした上で開催となりました。開催を決めるにあたり関係者の皆さまは様々な調整にご苦労されたことと推察いたします。

公式サイトの速報によると2021年の来場者数は22,420人。出展社数は661社。この出展社数の数字に直前辞退された企業の数が含まれているのかどうかは確認できていません。

この数字を多いと見るのか少ないと見るのかは意見がわかれるところと思います。私が今まで見てきた展示会の傾向としては、東京で10万人集める展示会を愛知でやった場合のマックス来場者数は5万人なんですね。マックス5万人の展示会に、この時期に2万人以上集まったのはなかなかの数だと思います。しかも名古屋ではなく常滑が会場なのにです。

出展社数は東京とさほど変わらない661社なので、出展社数に対する来場者数で言うとやはり少なく感じる方が多いのは仕方ないかと。ただそもそも機械を展示するブースがほとんどで、1ブースあたりの面積が大きく、出展社数に対して来場者数が多い展示会なので、私の感覚では600社に対して2万人は決して少なくないです。

こちらの展示会は“国際”と銘打っているので、毎年海外からの来場者数も公表されています。こちらに関しては2019年が5,134人だったのに対し、2021年は19人で激減しています。逆にこの19人が気になります(笑)。

来年は東京ビッグサイト東1~8ホールに復帰。4年ぶりに通常開催されます。その頃にはさずがにワクチン接種も行きわたっているでしょうし、この状況も落ち着いているかと。来年は見学したいですね。

まとめ

今朝の展活タイムズはFOOMAのここ数年間の推移をまとめ、今年とこれからの展示会について考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。