コロナ禍の展示会の在り方が定着

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日は一日雨の予報が覆りました。今週が暑さのピークになりそう。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

今回の緊急事態宣言では展示会は中止にならないようです

一昨日8月2日(月)から大阪府には4回目の緊急事態宣言が発出されています。インテックス大阪では明日8月5日から「関西教育ICT展」が開催予定で、こちらは予定通り開催されます。

公式サイトには下記のように案内されていました。

『第6回 関西教育ICT展』
『第6回 eラーニング・トレンド・フェア』
『第2回 幼児教育と保育の情報化展』は、
今週予定通り開催いたします。
本日より大阪府に緊急事態宣言が発出されています。
これを受けて、大阪府からイベントの開催については、会場内への収容人数の管理や検温、消毒等の対策を講じたうえで、開催可能というガイドラインが出されました。これは発出前と変わらない内容ですので、本展は、8月5日(木)・6日(金)の2日間、インテックス大阪2号館にて、予定通り開催いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。

予定通り開催される理由は“大阪府のガイドラインが発出前と変わらないから”です。ここが急に変わるとゴールデンウィーク前の東京のように悲惨なことになりますが、今回は変わらないようなので、今月、来週以降にインテックス大阪で開催される「下水道展」「震災対策技術展」「バリアフリー2021ほか医療・介護展」「KENTEN」「防犯防災総合展」等も中止になることはないでしょう。

今朝、ふと気になって数えてみたのですが、今年の日数の半分は緊急事態宣言中なのですね。もうすっかり緊急事態宣言中なのが当たり前になってしまいました。昨年、試行錯誤しながら探ってきた「コロナ禍の展示会の在り方」もずいぶん定着したように思います。

安心して会場にお越しいただけるよう感染予防対策を徹底する。そしてそれでも会場に来れない方に向けてオンライン展示会併設のハイブリッド型での開催を目指す。企業単位ではオンライン商談やブースからのライブ配信・SNSでの発信などを試みる、等々です。

感染予防対策は対処療法ですが、後半の部分、すなわち

・オンライン展示会用に動画を作成する
・オンライン商談ができるよう体制を整える
・ライブ配信にチャレンジする
・SNSで積極的に発信する

これらはコロナ関係なく中小企業が自ら情報発信をしていくために身に着けたほうがよいノウハウです。コロナになったからこれらをやらなければいけない、というとらえ方ではなく、自社の未来のために今やることととらえ、できることを増やし自らどんどん情報を発信していける企業になっていくためのとっかかりにしていただければと思います。

まとめ

今朝の展活タイムズは「コロナ禍の展示会の在り方が定着」というタイトルで4回目の緊急事態宣言と展示会について考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。