【動画】人が少ない展示会で成果を出すためにどんな工夫をしているの?

おはようございます^^
中小企業向け販路開拓コンサルタント・展示会活用アドバイザーの大島節子です。

かなりひんやりとした朝。ですが昼間はまた暑くなりそう。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

国際粉体工業展大阪のブースにて収録

YouTube展活チャンネルに新しい動画「人が少ない展示会で成果を出すためにどんな工夫をしているの?」をアップしました。

10月13日(水)~15日(金)インテックス大阪にて開催されている国際粉体工業展大阪に出展中のケイ・エイチ工業さんのブースで収録をしました。13日の夕方、まずは初日を終えての手応えと、14日の午前中に初日の来場者数発表を受けてのコメントを収録しています。

今年の国際粉体工業展大阪は初日の来場者数が1,164名、2日目が1,524名。現在2,688名。前回の2019年の来場者数が10,847名なので、最終日に1,800名くらいが来場したとして前回の4割程度。元々そんなに来場者数が多い展示会ではない上に前回よりかなり減っているので現場はかなり「人少ないな~」という印象でした。

しかしそんな中でもケイ・エイチ工業さんのブースには定期的にドンピシャなお客様が立ち止まり、具体的な相談をしてくださいました。ブースインタビューから見えてきたことは「人が少ない展示会でも工夫次第で成果は出る!」ということです。具体的にどのような工夫がされていたのでしょうか。

トレンド

「SDGs対策をやらなきゃいけないと上から言われているけど、何をしたらいいのやら」というプラントの設備担当者さんが結構いらっしゃるらしい、という情報を事前にキャッチされていたので、トレンドのSDGsを前面に出すブース展開を試みました。実際「そうそう!これこれ!」と立ち止まってくださるお客さんが何人もいらっしゃいました。

コンセプト

壁面にはいくつもの吹き出しを設け、実際にお客さんが困っていらっしゃることをお客さんの言葉で掲げています。ブースに立ち止まられたお客さんから何度も「あるある!!」という声をいただきました。トレンドを取り入れたコンセプトを問題解決型で見せることで、立ち止まってほしい人が立ち止まってくださるブースになりました。

オンライン

1日2回ライブ配信をし、そのことを事前にニュースレターとメルマガで告知をしました。本当は展示会に来たいけど来れない方に届いたようで、1日でチャンネル登録者数が10人増えました。

>>ライブ配信アーカイブ

来場者数は多いに越したことはありませんが、少なくても刺さるべき人に刺さるブースを作れば成果は出ます。考えてみてください。集まった名刺の数は少なくてもその中の1件が成約まで行き、長年リピート発注をしてくださるお客さんになってくだされば出展は成功ですよね? 展活企業さんには来場者数が多くても少なくても着実に結果を出せるような展示会を作っていただけるよう、引き続きサポートしてまいります!

まとめ

今朝の展活タイムズはYouTube展活チャンネルに新しい動画アップのお知らせでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。