経営者に必要なプレゼンの心得

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

台風が近づいているようで、明日からしばらくお天気が荒れそうです。そんな大阪から今日もブログをお届けします。

例え一銭にもならない事例報告であっても

会社を経営していて公のサポートを活用したり、何かの会に所属していたりすると必ずと言っていいほど人前で事例報告をする機会がまわってきますよね。私も社会人になって約20年間で数え切れないほど経営者のお話しを聞いてきましたが、話が上手な人と下手な人の落差はほんとにすごい(笑)。

報告を頼まれるような方なので、皆さん事業は上手くいっていらっしゃるし、経営者としてはすばらしい方ばかりなのです。なのに聴いてよかった!と思える方と思えない方がいる、この違いは何なのか考えてみました。

人前で話す、ということに対して例え今現在は苦手意識があったとしても、経営者であるという時点で皆さん元々のポテンシャルが高くていらっしゃるので一度どこかで勉強しさえすれば技術は簡単に上がります。

まず大前提として例え無償で引き受けた報告だったとしても、参加人数分の時間を奪っているという自覚があるかどうかです。その自覚があれば自慢話なんてもってのほか。何かしら目の前の人の役に立つようなことを話そうと思うはずです。

次に自分は何のためにその場に呼ばれて、目の前のお客さんは何を聞くためにその場に集まってきたのか、をきちんと把握しているかどうか。

以上の2点を前提に踏まえた上で人前で話す際に覚えておくと良いプレゼン技術があります。

構成

そもそも構成がない話というのはどこに向かっているのかわからず、非常に聴きにくいです。なのでまずはじめにこういう構成で話し、最終的なゴールは何かということを示しておくとお客さんは聞きやすくなります。

参考>>「伝わる話の構成にはテッパンがある」

スライドに文字を書きすぎない

次にそこそこの人数が入る会場にもなると、スライドの文字は相当大きくしないと後ろの席の人は読めません。そもそもスライドに喋ることを全部書き、それを読むだけのプレゼンほど眠くなるプレゼンはありません。

発表者ビューをうまく使う

そこでおすすめなのが“発表者ビュー”です。PowerPoint2013以降で使える発表者にとって非常にありがたい機能で「スライドショー→右クリック→発表者ビュー」で表示させることができます。

この機能を使うことで良い事が2つあります。

1.次のスライドが発表者にだけ見える
2.話す内容の原稿は発表者にだけ見える

なのでスライドに文字を書きすぎる必要がなくなり、万が一話すことをド忘れしても話す内容は自分にだけは見えている、という状況でプレゼンができます。この機能を使えるかどうかで発表者の心理的負担が軽減し、結果としてお客さんに伝わる話になります。

そんなこんなを展示会でプレゼンする経営者の皆さんにお伝えする講座があってもいいのかな、と考えています。そんな講座があったら参加したいですか?具体的に決まりそうであればまたブログでお伝えしますね(^^)。

まとめ

今朝のブログは経営者に必要なプレゼンの心得をまとめてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。