経営者に知っていただきたい講演作り1

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

涼しいを通り越してついに「寒い」季節が来ましたね。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

大学生向けの講演作りのお手伝いをしました

先日、ひょんなきっかけで講演作りのお手伝いをすることになりました。このブログにもよく登場していただく展活のお客さんでもあるケイ・エイチ工業の平野専務から毎年登壇している阪南大学での講演を見直したいので手伝ってほしいとの依頼を受けました。

11月1日が本番だったのですが、結果として大学教授から「負けました!」と大絶賛いただけたそうで、70分の講演だったのですが、とてもよいものができました。昨年までは居眠りをしたり、中には喋ってる学生さんが居たそうですが、今年は最初から最後まで前のめりで聞いていただけたとか。今日はその理由について書いてみたいと思います。

伝えたい人は誰か

依頼を受けたのは1ヶ月半ほど前でした。まず最初の打合せで徹底的にやったことは「伝えたい人は誰か」を明確にすることです。これは展活セミナーのコンセプト明確化ワークと同じです(>>コンセプト明確化ワークについて詳しくはこちら)。

今回、伝えたい人は最初から明確でした。大学生です。詳しく言うと阪南大学で経営情報学部に所属し、経営実践講座を受講している2回生と3回生です。

次にその人が何に困っているか、何を求めているかを明確にしていきました。経営実践講座は中小企業の社長の話を直接聞ける授業なので、少なくとも中小企業の経営に興味がある学生です。今の時代のそういった層の学生は一体何が聞きたいのだろう、そして今、45歳の中小企業経営者の平野さんだから学生さんたちに伝えられることって何だろう、このあたりを徹底的に考えました。

何を置いてもこの部分が大切と私は考えます。経営者向けの講演と学生向けの講演が同じでいいわけがありません。学生さんのことを本気で思っているかどうかは必ず伝わります。経営者にとってこういった活動は“ボランティア”です。“ボランティア”だからこれまでつくった講演資料を使いまわしてテキトーにこなす経営者のなんと多いこと!それでは伝わりませんし、何より集まってくれた学生さんたちに失礼極まりないです。なので伝えたい人は“学生さん”である、その学生さんたちに本気で伝える、ということから決してブレないように、ということを一番の軸として講演を作っていきました。

ポイントはあと2つあるのですが、長くなりそうなので何回かに分けて書くこととします。なのでこのテーマ、明日以降も続きます。

まとめ

今朝のブログは経営者に知っていただきたい講演作り1でした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。