日本ものづくりワールド2019レポ

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日は東京日帰り。キャリーがない出張は快適さがぜんぜん違いますね。今朝も早朝の大阪からブログをお届けします。

変則開催の影響は?

昨日は東京ビッグサイトで開催中の日本ものづくりワールド2019を見学してきました。今年の日本ものづくりワールドは設計・製造ソリューション展、機械要素技術展、3D&バーチャルリアリティ展、ものづくりAI/Iot展、次世代3Dプリンタ展、航空・宇宙機器開発展、工場設備・備品展の7つの展示会で構成されています。

昨日のブログにも書きましたように、今年の日本ものづくりワールドは変則開催です。例年との違いが出展者や来場者にどのような影響があったのか、実際に聞いてきたことを書いていきます。

6月から2月に

毎年6月に開催されていた展示会ですが、今年は東京オリンピックの影響で2月開催になりました。そのことによる影響を聞いたところ、秋の展示会のピークとこの展示会の出展準備をしなければいけない時期が重なったのでバタバタして大変だった、という声がありました。また日本海側など雪が多い地域は昨年の同じ時期だったら豪雪で身動きがとれない状況だったけど今年は大丈夫だった、とのことでした。

同年度に2回開催

2019年の2月は2018年度内なので同年度に2回展示会があることになり、今回は自治体の合同出展ブースが大幅に減ることが予想されました。昨年ヒアリングした印象だと最悪9割くらい減るのではないかと思われましたが、正確に数えたわけではありませんが、体感では前回比5~6割減くらいになっていました。そんな中、前回・今回と続けて出展されている自治体の方にお話を聞くと、やはり年度内に2回分の出展予算を確保することは大変だったけど、過去の実績を元に交渉をがんばった、とのことでした。

規模縮小

毎年、東京ビッグサイト東・西全館を使って開催される日本ものづくりワールドですが、今年は東ホールの半分は介護系の展示会をやっていました。昨年よりも縮小した規模での開催でした。具体的にどれくらい縮小したのかは調べきれませんでしたが、下の画像をご覧下さい。こちらは来年の出展社募集の看板なのですが、2020年は2018年の出展社が全て出展できるようになりました、とあるので2019年は全て出展できなかった、ということでしょう。

なので必然的に全体の来場者数は今年は前年割れすることが予想されるのですが、実際に出展された方から聞いたところ、思いのほか好調だという声ばかりでした。出展社が減ったことによって競合も減ったので自社めがけて来てくださるお客さんが増えた、という声を何度か聞きました。

以上のことをまとめると、開催時期の変更や規模縮小が個々のブースへのマイナスの影響は特にない、むしろ今年のほうがいいのでは、という感触です。

来年は2月に場所を変えて幕張メッセでの開催になります。場所が変わる、ということがどう影響するのかもしっかりと見届けたいと思います。

今回もたくさんの出展社の皆さんにお話を聞かせていただきました。ご協力いただいた企業を一部ご紹介します。

昨年、展示会セミナーをやらせていただいた佐賀県地域産業支援センターさん。

大阪の三元ラセン管工業さん。

福井のチタンクリエイター福井さん。

岐阜のエドランド工業さん。

皆さん、お忙しい中ご協力ありがとうございました。

日本ものづくりワールドは東京ビッグサイトにて今日まで開催中です。ぜひ行ってみてください。

まとめ

今朝のブログは日本ものづくりワールド2019レポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。