海外に売っていきたいならば

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日の昼間はもうすっかり夏でしたね。今でこんなに暑かったら8月はどうなるのでしょうか。なんてことを毎年言ってます(笑)。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

まずはわかりやすい日本語で説明

展示会セミナーの講師としての活動も7年目に入り、たまにですが海外の展示会に出展する方と話をする機会があります。正直あまり経験も事例も持っていないのでまだお役に立てるところまでは来られていません。ただそんな私でも確実に言えることが1つあります。

海外で売っていくときに一番大切なのは語学力ではないということです。

今はスマホの翻訳機能もかなり使えるようになってきましたし、ポケトーク(AI翻訳機)のような便利な道具も手ごろな値段で買えるようになりました。更に海外展示会に出展する際は少しくらい英語が話せてもビジネス英語に不安がある限り、結局は通訳さんには同席してもらうことになります。

なので英語が話せるようになってから海外進出しよう、というのは時代に沿わない考え方になってきていると思うんです。

それよりも私が痛切に感じるのはそもそも伝わる日本語でしゃべってますか?ということです。ただただ話が長く最後まで聞いても結局何が言いたかったのかわからないような説明をしていたのでは通訳も訳しようがありません。

まずは日本語で短い文章で結論ファーストで説明できるようになってください。この製品は○○の問題を解決できます。なぜならば~~だからです。といった構文です。これはPREP法といってプレゼンで有効とされる話し方です。私は講師の勉強をしているときに習いました。

P=Point(結論)
R=Reason(理由)
E=Example(事例、具体例)
P=Point(結論を繰り返す)

この4つの単語の頭文字を取ってPREP法といわれています。ウェブ経由で海外に売っていきたいと考えていらっしゃる方も同じです。今、サイトの翻訳は1文字1円くらいからできるそうですね。なので外国人が好みそうな商材を扱っておられる方は海外向けのページにも力を入れていかれるとますます市場が広がります。そんなときもまずはシンプルな日本語で説明できるようにならないと的確に翻訳されません。

そしてシンプルにPREP法で話すクセをつけることは、海外対策だけでなく日本の展示会や日ごろの商談でも有効だと思うのです。私も毎日ブログを書いていてついつい説明を足したくなり1文が長くなってしまいがちです。でもブログは1文の長さが目に見えるので長くなってきたと思ったら2文に分けることができます。

会話は目に見えないので後から説明を足して足してを繰り返し際限なく長くなってしまいがちです。まずは短い文で話すことから意識してみてくださいね。

まとめ

今朝のブログは海外に売っていきたいならばというテーマで書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。