ブースへの自信がもたらしてくれるもの

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

雨ですねー。梅雨ですからね。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

名東産業さんの展示会出展報告

2019年6月19日~21日まで北九州市小倉にある西日本総合展示場で開催されていた溶接の展示会であるウェルディングフォーラムin西日本に、今年の展活セミナー(名古屋)の参加企業である名東産業さんが出展をされまして、そのブースがとても良かったので紹介させていただこうと思います。

まずは問題解決型チラシをつくりブースに展開

名東産業さんがこちらの展示会に出展をされた製品は鉄骨を溶接する際に使用する“セラミックスタブ”というものです。セラミックスタブとは簡単に言うと鉄骨溶接を補助するために使用する道具です。まずはこのセラミックスタブによって誰のどんなお困りごとが解決できるのか、を伝えるためのチラシを作成しました。

そしてこのチラシを設計図とし、ブースに使用するタペストリー等を作っていきました。デザインは展活セミナーの頼れる相棒である犬山印刷の宮島さんです。非常に伝達力の高いチラシをつくったことがまず一つ目のポイントになります。

出展1ヶ月前に招待状とチラシを見込み客に送る

今回、名東産業さんは出展目的を西日本エリアの新規顧客開拓と明確にされていて、事前に見込み客リストも作っておられました。そのリストに対して招待状と一緒に上のチラシを送ったところチラシを受け取った方から展示会前に注文が入りました。展示会前に招待状と一緒にチラシを送ることの大切さを改めて感じた事例となりました。

パラペット&照明の使い方

チラシをブースに展開していく中で、こちらのブースには展活ノウハウがぎゅっと凝縮されているのですが、大きなポイントの1つはパラペットの使い方です。パラペットとはブース前面の鴨居のような部分です。ここに普通は会社名を掲げるのですが、名東作業さんは大きな文字と目立つ色使いでキャッチコピーを掲げられました。

更にこのパラペットを目立たせるためにパラペットを照らすためのアームスポットライトを増設されました。もともとブースについている照明は3つだったのをブース内部にも前面にも増設し合計15個使用されたそうです。周囲のブースと比べて非常に明るいブースとなりました。

そうやってタイトなスケジュールの中、事前にやるべきことをきっちりとやった上で納得のいくブースを作り、当日を迎えられた名東産業さん。社長の東郷さんが言っておられた言葉が印象的でした。それは「ブースに自信があるから積極的に接客できる」という言葉です。これには「なるほど!」と思いました。

積極的な接客をするためにも事前準備をしっかりとし納得のいくブースを作ることが大切なのです! なのでこれからも伝達力の高い展示会ブースを作るサポートをがんばっていきたいです。

まとめ

今朝のブログはウェルディングフォーラムin西日本に出展をされて名東産業さんのブースをご紹介しました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。