展示会のテーマカラーを選ぶときに頭の隅に置いておいてほしいこと

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日は暑くなりそう。明日以降雨が続きそうなので今日の日差しを有効活用したいところ。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

パステルカラーのブースはボヤっとする

展示会見学ツアーの場で皆さんと一緒にブースを比較しながら見ているとすごくよくわかるのですが、パステルカラーのブースはハッキリとした原色系の色のブースと比べてボヤっとした印象を与えます。

上の画像をご覧ください。どちらの色に先に目が行くかというとやはり原色系のほうではないでしょうか。

皆さんは展示会ブースのテーマカラーを選ぶ際は何を基準にしていますか? ホームページなどで用いている元々の企業のコーポレートカラーをそのままブースでも採用されるところが多いように思います。女性が社長をされている場合に多いのがピンクをコーポレートカラーとされている企業です。

ピンクは優しさや女らしさをイメージさせる良い色だとは思いますが、それをブースに使ったとして隣に赤色のブースが並んだら、どうしても人の目は赤色のほうを先に見つけてしまいます。なのでピンクを使いたいのであれば淡いピンクではなく濃いピンクにするなどの工夫をしたほうが良いでしょう。

誤解のないように言っておきますが、私はパステルカラーのブースがダメだと言っているわけではありません。そのブースで伝えたいことを伝えるためにどうしてもパステルカラーを使う必要があるのであれば、堂々とパステルカラーのブースを作ってください。それを必要とするお客さんはきっと見つけ出してくださいます。

私が今日の記事で言いたいのはパステルカラーとハッキリした色を並べたときに目がとまりやすいのはハッキリとした色のほうだ、ということです。私はよく「パキっとした色」という表現を使います。なんとなく伝わるでしょうか?(笑) どのような色を使うか迷ったときの参考程度にこの情報を頭の隅に置いておいていただければと思います。

まとめ

今朝のブログは展示会のテーマカラーを選ぶときに頭の隅に置いておいてほしいことというテーマで書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。