ブースでの色使いを決めるポイント

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日はこれから広島にむかうのですが、予報では大雨になるようで心配です。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

展示会ブースは何色で作れば良いのでしょうか

展示会ブースを何色にするかは展示会において何気に大事なポイントです。色は組み合わせも考慮すると無限にあります。その無限の選択肢から最適な色を選び出すという作業は一度悩み始めてしまうと何を基準に決めればよいのかわからなくなってしまうことがあります。

私が出展サポートをする際は下記の3つのポイントを考慮して色を選んでいきます。

コンセプトに合っているかどうか

まず1つめはコンセプトに合っているかどうかです。コーポレートカラーやブランドカラーにこだわりがあるのであれば、その色を最優先します。次に出展コンセプトと色彩心理を照らし合わせ伝えたいことを伝えるための助けになる色かどうかを決めていきます。「色彩心理」で検索すると色が持つポジティブな意味とネガティブな意味の両方が出てきます。伝えたいお客さんが望む真理と嫌う心理を考慮しふさわしい色かどうかを検証してみてください。

会場で目立つかどうか

次に会場で目立つかどうかも大切なポイントです。これは会場を知っているかどうかが大きく関わってきます。例えば先日のブログで紹介した大阪産業創造館の3階。ここは天井が低くて暗いので寒色ブースは沈みます。サントー試作さんの黄色いブースは大当たりでした。>>詳しくはこちら

一度、会場を上から見てみることもおすすめです。幕張メッセは上から見やすい構造になっています。東京ビッグサイトもレストランの窓から会場を見下ろすことができます。以前プラントショーを見下ろしたときの景色はこんな感じでした。

見事なまでに青と白しかありません。ということは青と白のブースでは目立たない、と言えますよね。

隣のブースとかぶっていないかどうか

最後にオススメするのは隣のブースとかぶっていないかどうかを確認する方法です。これは会場図が発表されてからしか使えないテクニックですが、「(企業名) 展示会」で画像検索します。多くの企業は展示会に出展すると画像をウェブサイトにアップしますから、隣の企業が過去に作ってきたブースを見ることができます。

隣のブースが毎年同じ色でブースを作っているようであれば今年もその色で来る可能性が高いので、反対色で自社ブースを作れば目に飛び込んでくるような効果が期待できる、ということです。

私がブースの色を選ぶ際に考慮するポイントは以上の3つです。よかったら参考にしてみてください。

まとめ

今朝のブログはブースでの色使いを決めるポイントについて書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。