課題解決力とSDGs

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

いよいよ冬の寒さになってきましたね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

日経新聞の1面がタイムリーでした

昨日12月2日の日経新聞の見出しは“「課題解決力収益けん引”でした。日経新聞の調査によるとSDGsを積極的に新規事業の開発や経営計画に取り入れ、課題解決の力を成長につなげている企業ほど利益率などの指標が高いことがわかったそうです。

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>>「課題解決力」収益けん引 本社SDGs調査

私もちょうどこの秋の展示会のトレンドはSDGsだったなぁと思っていたところだったので、この記事はとてもタイムリーでした。

SDGsとはSustainable Development Goalsの略で持続可能な開発目標という意味です。全部で17の目標があります。今年の秋の展示会ではこのSDGsに絡めて課題解決を提案されているブースが印象に残りました。

日経の調査でSDGsを積極的に新規事業の開発や経営計画に取り入れ、課題解決の力を成長につなげている企業ほど利益率などの指標が高いことがわかったそうなので、ぜひ中小企業も続かれると良いと思います。

難しく考える必要はありません。例えばこんな打ち出し方が考えられます。

6.安全な水とトイレを世界中に
→水の浄化装置やトイレ関連商品を扱う企業

7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
→太陽光など自然エネルギーによる発電や蓄電池に関わる企業
→省エネにつながる技術やサービスを提供している企業

8.働きがいも経済成長も
→作業の効率化や省人化ができる商品・技術・サービスを扱う企業
→人材教育にかかわるサービスを扱う企業

11.住み続けられるまちづくりを
→新しい切り口で建材や建設技術を提案できる企業

12.つくる責任つかう責任
→リサイクルに関わる企業

13.気候変動に具体的な対策を
→二酸化炭素対策を提案できる企業

ざっと挙げてみた上の例だけでもSDGsに絡めて課題解決を提案できるような商品・技術・サービスをお持ちの中小企業が具体的に何社も浮かびます。特に作業の効率化や省人化ができる商品・技術・サービスを扱う企業はたくさんありますよね。既にお持ちの商品・技術・サービスをSDGsに絡めて課題解決提案するかたちに打ち出し方を変えるだけで今後はますます注目されやすくなるのではと予想できます。

本日12月3日18時~MOBIO常設展示場にて展活セミナー成果発表会が開催されます。これまでの展示会を課題解決型に変えた事例を8社分お聞きいただける催しとなっております。今からでも参加できますので、ぜひいらしてください。
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まとめ

今朝の展活タイムズは課題解決力とSDGsというタイトルでSDGsに絡めた課題解決提案について考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。