パラペットデザインの参考に

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

東京の台場に来てます。朝からヘリコプターが複数旋回中。そんな早朝の東京から今朝は展活タイムズをお届けします。

コンビニのバナーを研究しよう!

展示会ブースの鴨居にあたる部分は“パラペット”という名前なのですが、ここには社名ではなくキャッチコピーを掲げましょう、とこれまでも何度か書いてきました。

>>パラペットには会社名しか書いてはいけないのか

展示会会場で人の目線を追っていると、ほとんどの方が上を向いて歩いています。なので一番はじめに目に入るのはパラペットです。ということは特等席のパラペットには一番伝えたいことを掲げると効果的ですが、一番伝えたいことは会社名ですか? 違いますよね。“誰のどんなお困りごとが解決できるのか”が伝わるキャッチコピーを載せることで、立ち止まってほしい人に立ち止まってもらえるブースになります。

そして最近気づいたのですが、特等席のパラペットに“どのように”キャッチコピーを載せるのか、つまりデザインを考えるときに、とても参考になるモノがありました。

それはコンビニの入り口にあるバナーです。

コンビニの入り口には店の看板の下に細長いバナーがありますよね。定点観測していると大体2週間周期くらいで変更されていて、今一番売りたい商品をPRする内容になっています。

これらのコンビニのバナーから

・色使い
・文字の大きさやフォント
・文字とイメージのバランス

この3点を参考にしていただきたいです。コンビニ各社は長年の経験を元にこれらの黄金法則を持っているはずです。一番伝えたい言葉はやはり“顔の大きさ”になってますね。そして文字だけでは伝わらない部分をイメージで一瞬で伝わるようにデザインされています。

ただ周期的にアイドルやアニメとのコラボバナーも登場します。そもそもアイドルの顔に集客力があるので展示会のバナーの参考にはなりません(笑)。

商品をPRするバナーのデザインをぜひ参考にしてみてください。

まとめ

今朝の展活タイムズではパラペットデザインの参考としてコンビニのバナーを紹介してみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。