展示会とウェブ(SNS)の相乗効果を感じた出来事

こんにちは^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日は朝に更新できず夕方になってしまいました。そんな夕方の大阪から今日も展活タイムズをお届けします。

紹介者の信頼をお借りする

展活とご縁が深いケイ・エイチ工業(株)さんの自社開発製品“Speed Scale”がまたFacebookのコメントを通じて売れたようです。

“Speed Scale”とは図面の寸法出しが一発でできるものさしです。
>>“Speed Scale”について詳しくはこちら

今回の経緯はこんな感じ。

●中小企業支援団体の職員さんが展示会でSpeedScaleを体験しその感想をFacebookにアップ。

●出展社の平野さんがお礼コメントを書き込み。

●その後、投稿を見た方が「これ興味あります!」とコメント。

●投稿者さんが「上のコメントにある平野さんに連絡をとってみられては」とコメント。

●投稿を見た方が平野さんに直接メッセージを送付

●受注!!\(^o^)/

といった流れだったそうです。

SpeedScaleはこれまでもFacebookのコメントから売れたことはあったのですが、それは平野さんやケイ・エイチ工業を知っている人からの発注でした。今回、投稿を見てコメントを下さった方は平野さんともケイ・エイチ工業とも何の面識もありません。なのに注文してくださった理由は投稿者さんとの信頼関係があったからですよね。もちろんホームページを見たりして検討はされたとは思いますが。

数年前から若い世代はインスタグラムなどで好きなモデルさんとかが紹介している商品を買うと言われてきましたが、いまや仕事で使う高価格帯の商品もSNS経由で買う時代なのですね。

これも元はといえば展示会に出展したことがきっかけです。なので展示会とウェブの相乗効果で製品を売っていこうとするのであれば、展示会ブースを写真撮影禁止にしないこと。もっと言えば積極的に撮影してもらいSNSにアップしてもらうような促し方をすること。そして出展者自身もSNSのアカウントを持ち、写真を投稿してくださった方がいらしたらきちんとお礼コメントを送ること。そういったことが大切になってくるでしょう。

今後、ますますこういった流れが加速すると予想されます。うまく波に乗っていきたいですね!

まとめ

今日の展活タイムズは展示会とウェブ(SNS)の相乗効果を感じた出来事について書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

The following two tabs change content below.
アバター画像

大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。