リアルもウェブも基本は同じ

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

緊急事態宣言から1日。どこにも行けないのでずっとパソコンに向かっていますが、考えてみたら普段もそうでした。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

ベースにあるのはコンセプト

今日は名古屋の展活セミナーがはじまるはずだった日ですが、この状況なので当然延期になりました。今年は申し込み開始早々にどんどん席が埋まっていき、愛知の中小ものづくり企業の皆さんが展示会で新規営業をしていこうと意気込んでおられるのが伝わってきていたので、予定通り開催できなかったことを本当に申し訳なく思います。

ただ、今開催しても実際に展示会に出展できるのかまったくわからない状況です。2020年上半期の展示会はほぼ中止・延期が決定していますが、秋以降の展示会も開催できるのか今の段階ではわかりません。予定では展活セミナーは5月末から仕切り直しスタートになるのですが、そういう状況で何を目標に展活セミナーを運営していけばよいのだろうと考える日々を過ごしています。

しかし一昨日にオンラインmini展示会の練習会に参加した際にはっきりとわかったことがあります。それはリアルでもウェブでも基本は同じだ、ということです。

展活セミナーは展示会で成果を出す方法をお伝えしているわけですが、その中で私がもっとも大切にしているのはコンセプトの明確化です。誰に何を伝えるための出展なのか。更に自社が出展する製品・技術・サービスは誰のどんなお困りごとを解決できるのか。これをシンプルな言葉で表現できるようになる過程がコンセプトの明確化です。

今回、オンラインmini展示会に出展される皆さんはこのコンセプト明確化を散々やってきた方たちなので、コンセプトが明確になっている状態を前提としてスタートできるわけです。ベースがしっかりしているので考えなければならないことは今まで展示会会場でやっていたことをウェブに移すためにどんな準備が必要か、という1点のみです。

>>オンラインmini展示会についてはコチラ

つまりコンセプトが明確になっていれば、それを伝える手段を変えればよいだけなのでリアルからウェブへの移行がスムーズにできてしまうんですよね。もちろん皆さんがそもそもウェブの知識をある程度お持ちだったということも前提にあります。

今、この状況でやれることはウェブでの発信くらいしかありません。その際に大事なのはウェブの知識やツール以上にそもそも伝えることが明確になっているか、という大前提なんですよね。

リアルの展示会がいつになったら開催できるのかわからない現状でも私だからできる中小企業サポートのかたちが少しずつわかってきたようなここ数日です。

まとめ

今朝の展活タイムズはリアルもウェブも基本は同じというタイトルでお届けいたしました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。